アップル、「iBookstore」を日本で提供開始 電子書籍を販売
米アップルは6日、「iBookstore」を日本でオープンすることを発表し、講談社、角川書店、文藝春秋、学研、幻冬舎を含む、大手および独立系出版社の作品の数々を配信開始した。
iBookstoreは、池波正太郎、赤川次郎、あさのあつこ、村上龍を始め、数多くの著名作家や新進気鋭の作家による幅広いセレクションの作品を揃えている。iBookstoreは、日本の読書愛好家にとってiPhone、iPad、iPod touchで「本を探し、購入し、読む」上での最良の方法を提供する。
iBookstoreのユーザーは、iPadに最適化された豊富なセレクションの中から作品を選ぶことができる。村上龍の小説「空港にて」、「希望の国のエクソダス」、より深く物語の世界に入り込めるようにインタラクティブなメールが各章に盛り込まれた「心はあなたのもとに」といった限定作品を楽しむことができる。「iBookstoreに作品を提供できることを、作家として、また20年来のアップルユーザーとして嬉しく思う。iBooksのスタートにより、私にとって、また新しい表現の可能性が広がるから」と、作家で映画監督の村上龍氏は述べている。
また、「ぴよちゃんのおはなしずかん おてがみきたよ」といった子供たちに広く愛されてきた本にも、インタラクティブな仕掛けやページめくり、音声などの機能が備わった。「トイスト-リ-3 ずっと おともだち」といった人気作品では自分の好きなペースで簡単に読み聞かせを楽しむことができる。
そのほか、有川浩の「空飛ぶ広報室」、谷川流の「涼宮ハルヒの憂鬱」、冲方丁の「天地明察」を始めとするベストセラー小説、尾田栄一郎の「ONE PIECE」、ヤマザキマリの「テルマエ・ロマエ」、荒木飛呂彦の「ジョジョの奇妙な冒険」を始めとする著名な漫画作品も購入できる。
iBookstoreは世界51カ国で提供されている。iBookstoreでは料理本、歴史書、伝記、絵本、児童書など、数百におよぶ様々なカテゴリーの本を楽しむことができ、また、無料の本を155ヶ国で提供している。iPhone、iPad、iPod touch用のアプリケーションiBooksは世界で1億3,000万回のダウンロード実績を誇っている。
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