エブリスタ、自由に自作小説・コミックを販売できる電子出版サービスを開始
画像:ディー・エヌ・エー【写真詳細】
ディー・エヌ・エー(DeNA)の子会社であるエブリスタは2日、同社が運営する作品投稿サイト「E★エブリスタ」の新たなサービスとして、誰でも自由に自分の小説・コミックを販売できるプラットフォームを開始したと発表した。これを記念して、2013年12月31日(予定)まで期間限定でクリエイターへの印税率を80%にする。
「E★エブリスタ」にて現在投稿されている作品数は200万作品にのぼり、小説・コミック累計460万部超の『王様ゲーム』を始めとした大ヒット作品が生まれている。また、Mobage小説コーナーやdクリエイターズにも作品を掲載でき、訪問ユーザー数(UU)はデイリー100万人にのぼる国内最大級の作品投稿サイトに成長している。
2013年8月1日から開始した新サービスでは、クリエイターが自作の小説・コミックに自由に値付けし、販売することが可能。通常のテキストファイルで執筆した小説や画像ファイルになっているコミックがあれば会員登録から数十分で販売でき、すでにサイト上に投稿されている作品があれば数分で販売が可能。作品販売に対するクリエイターへの印税率は40%だが、今回新サービス開始を記念し、期間限定で80%にする。なお、試用展開の際には、2週間で1000部以上の作品販売を実現したクリエイターも誕生した。
読者は有料で作品を読む以外に、サイト上で販売されている全作品を毎日1話分無料で読むことができる。これにより作品が幅広い多くの読者の目に触れ、新たに参加したクリエイターでもベストセラー作家になるチャンスが広がる。
エブリスタはこれまで出版社・その他メディア企業と30回以上の新人発掘コンテストを実施してきており、応募作を含めて200作品以上が書籍化されている。昨年夏に実施した電子書籍大賞2012で優秀賞のひとつに選ばれた『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』は、角川書店より出版され、その後順調に重版を重ね、シリーズ化されるほどの人気作となっている。
エブリスタは、今回の販売プラットフォーム開始により、まずは月に30万円以上の収入を得るクリエイターが100人誕生することを目指す。多くのクリエイターが積極的に作品を発信できる場として拡大することで「誰もがスターになれる場所―EVERYSTAR」を目指していく。
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