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パナソニック、20型4K IPSα液晶パネル搭載の「4K Tablet」を開発

日時: 2013年01月09日 16:54

20型4K IPSα液晶パネル搭載の「4K Tablet」(画像:パナソニック)

20型4K IPSα液晶パネル搭載の「4K Tablet」(画像:パナソニック)【写真詳細】

 パナソニックは9日、20型4K IPSα液晶パネルと高精度デジタルペンを搭載した「4K Tablet」を開発したと発表した。パナソニックは今年、同タブレットを商品化し、その特長を活かして様々な業種業態の顧客に新しいビジネス価値を提案する取り組みを開始する。なお、パナソニックは、同機を1月8日から11日に米ラスベガスにて開催される「2013インターナショナル・コンシューマ・エレクトロニクスショー(CES2013)」に出展する。

 同タブレットは、パナソニックの最新デジタル技術を駆使して紙やディスプレイを超えるリアルで直感的な操作環境を実現し、新しいユーザー価値を提供するために開発されたもの。印刷メディアが持つ「質感豊かな表現力」「自由度の高い手書き」「可搬性に優れた軽さ・薄さ」といった特性を、従来のPCやタブレットでは実現が困難な高いレベルで実現している。

 表示部には、フルHDテレビの縦横2倍以上の4K解像度(3840×2560:983万画素)、1インチあたり230画素の解像度を持つ20型液晶パネルを採用している。通常のタブレットとは異なり、このパネルのアスペクト比は「15:10」で、A3サイズの紙面をほぼそのままのサイズで表示でき、新聞・雑誌やアスペクト比が同じ写真などのコンテンツ表示に適した形状となっている。

 また、表示する解像度と同等の入力分解能を持つペン入力インターフェースを持ち、手書きと同じような感覚で画面上にデータを書き込むことが可能。本体は重量2.4kg、高さ10.8mmと軽量・薄型で、可搬性に優れている。

 オペレーティングシステムは、現在運用されている信頼性の高いアプリケーションや、過去のオフィス文書を円滑に使用できるようWindows8を採用。これまでのPCやタブレットが実現できなかった直感的な操作を含めて、顧客がビジネスチャンスを逃すことなく、新たなビジネスソリューションを早期に構築できる環境を提供する。

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