富士通、フランスでシニア向けスマホを発売へ
フランステレコム(Orange)と富士通は19日、シニア市場に向けて使いやすさにこだわった富士通製スマートフォン「STYLISTIC S01」を、2013年6月にフランスで発売すると発表した。これは両社において、サービスを組み合わせた携帯電話ビジネスの欧州展開に向けた第一弾であり、富士通としてはスマートフォンでの本格的な海外展開となる。
「STYLISTIC S01」は、Orangeが提供する利便性の高いサービスをプリインストールして提供する予定。また、富士通が日本の携帯電話市場で長年に渡って培ってきた「見やすさ」「聞きやすさ」「使いやすさ」を実現するヒューマンセントリック技術を盛り込み、画面上のアイコンを押しこむとボタンを押したような感触のあるタッチパネルや、直感的な操作ができるユーザーインターフェース、使う人や場所に応じ最適な聞きやすさを提供するなど、さまざまな便利機能を搭載している。
これらの多彩な機能は、NTTドコモが提供してきた富士通製「らくらくホン シリーズ」で培われたもので、2001年の販売開始以来10年間で累計販売2,000万台以上を突破するなど、日本の多くの顧客から高い評価を得ている。
なお、今回フランスで発売される「STYLISTIC S01」は、日本でNTTドコモが「らくらくホン シリーズ」初のスマートフォン「ドコモ らくらくスマートフォン F-12D」として2012年8月から販売しているものをベースにしており、誰にでも使いやすいメニュー画面や操作性などの特徴を維持しつつ、フランスのユーザーにも受け入れられやすいようカスタマイズされている。
「STYLISTIC S01」のディスプレイサイズは4.0インチ、解像度はWVGA(800×480dot)。CPUは1.4GHz Qualcom MSM8255。また、810万画素カメラや1,800mAhバッテリー、防水・防塵(IPX5/8, IP5X)機能を搭載している。OSはAndroid4.0。
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