NTTドコモと米アップルは10日（日本時間9月11日）、「iPhone」の最新機種「iPhone 5s」および「iPhone 5c」を、9月20日よりドコモのネットワークで利用可能にすることを正式に発表した。

　「iPhone 5s」は、スマートフォンで世界初となる64ビットのデスクトップクラスのアーキテクチャーをiPhone 5sにもたらし、極めて高速なパフォーマンスを実現する最新のA7チップ、まったく新しい8メガピクセルのiSightカメラを特長とし、加えて、簡単かつ安全にiPhoneのロックを解除する革新的なTouch ID指紋認証センサーを新たに搭載している。また、「iPhone 5c」は斬新なデザインを採用し、iPhoneの驚異的な機能の数々をブルー、グリーン、ピンク、イエロー、ホワイトの華やかな5つのカラーのボディに詰め込んでいる。

　ドコモの加藤薫社長は、「斬新なiPhone 5sとiPhone 5cをお客様に提供できることを大変うれしく思う。お客様はドコモの高品質なネットワーク上でiPhoneの素晴らしい世界をお楽しみいただけることと確信している」と述べている。

　また、米アップルのティム・クックCEO（最高経営責任者）は、「ドコモは6000万人を超えるお客様を誇る国内最大の強固なネットワークを構築している。私たちは日本においてiPhoneで素晴らしい成功を収めており、実際は日本で一番売れているスマートフォンだ。ドコモと共に新しいiPhoneをより多くのお客様のお手元に提供できることを心待ちにしている」と述べている。

　なお、ドコモでは、9月13日よりNTTドコモ取扱店にて「iPhone 5c」の予約注文の受け付けを開始する。