ソニー、世界初1.0型の裏面照射型CMOS搭載サイバーショット「RX100 II」を発売
サイバーショット「RX100 II」(画像:ソニーのウェブサイトより)【写真詳細】
ソニーは27日、世界初1.0型の裏面照射型CMOSイメージセンサー“Exmor R”(エクスモアアール)を搭載し、暗所性能の進化を実現した“サイバーショット”「RX100 II(マークツー)」を発売すると発表した。新たに「可動式チルト液晶モニター」を搭載し、さらに「マルチインターフェースシュー」に対応したことで電子ビューファインダーなどのシステムアクセサリーを装着できるようになった。発売日は7月5日。価格はオープンだが、市場推定価格は7万5,000円前後。
「RX100 II」は、好評を得ている「RX100」同様、あらゆる焦点距離で優れた描写性能と美しいぼけ味を両立する大口径F1.8カールツァイス“バリオ・ゾナーT*(ティースター)”レンズを採用している。加えて、新開発のイメージセンサーとレンズに最適化した画像処理エンジン“BIONZ(ビオンズ)”を搭載しており、高速・高精度の処理、そして高感度撮影を可能にしている。
また、スマートフォンとの連携を高めるWi-Fi機能に加え、ソニーのデジタルスチルカメラとして初めてNFC(Near Field Communication:近距離無線通信)を搭載した。ワンタッチで簡単にスマートフォンとの接続を行い、Wi-Fi機能によりカメラ内の画像を転送可能なワンタッチシェアリングや、撮影時にはスマートフォンやタブレットからカメラを遠隔操作して撮影できるスマートリモコンをワンタッチで起動できるワンタッチリモートに対応した。
同機で採用したソニー独自の大型1.0型の裏面照射型CMOSイメージセンサー“Exmor R”は、一般的なコンパクトカメラで採用されている1/2.3型の撮像素子と比べて約4倍の面積を持ち、加えて新たに裏面照射型構造を採用したことで受光面に光を効率的に照射することができ、「RX100」と比較して約40%の高感度を実現している。合わせて、画像処理エンジン“BIONZ”との組み合わせにより、大幅なノイズ低減(約1段分)を実現し、最高ISO感度12800での撮影(「RX100」はISO6400)が可能となり、夜景などの暗所でもノイズの少ない写真を撮影できる。
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