ソニー、光学ローパスフィルターレスのサイバーショット「RX1R」を発売
サイバーショット「RX1R」(画像:ソニーのウェブサイトより)【写真詳細】
ソニーは27日、35mmフルサイズのCMOSイメージセンサーを搭載したコンパクトデジタルスチルカメラ“サイバーショット”の最上位クラスに、高画質性能を実現した「RX1」(既発売)に加え、解像感を研ぎ澄ませた「RX1R」を追加で発売すると発表した。発売日は7月5日。価格はオープンだが市場推定価格は25万円前後。
「RX1R」は、通常、デジタルカメラにおいて、精細かつ複雑な被写体の撮影時に生じやすいモアレ・偽色を低減するため搭載されているローパスフィルターを取り除くことで、レンズの優れた描写性能をそのままにフルサイズのイメージセンサーに直接結像し、高精細な画質を実現する。
「RX1R」は、昨年11月に発売した「RX1」同様、自社開発の35mmフルサイズ有効約2430万画素“Exmor(エクスモア)”CMOSイメージセンサーを搭載し、画面の隅々まで描写する高い解像感や広ダイナミックレンジ、さらに高感度・低ノイズ性能を実現する。
加えて、この大型のイメージセンサーの性能を最大限に引き出すため、同機にはカールツァイス「ゾナーT*」35mm F2の大口径単焦点レンズと、高速・高画質処理を可能にする最適化した画像処理エンジン“BIONZ(ビオンズ)”を採用している。さらに、カメラ本体の薄型設計を可能にする独自の薄型非球面レンズ「AA(advanced aspherical)レンズ」を採用することにより、ハイエンド機並みの高画質を手のひらに収まる小型サイズで達成している。
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