ドコモ、パイオニアと資本業務提携 約50億円出資
NTTドコモは13日、パイオニアの保有する車載機器向けの地図や車両位置情報などの交通ビッグデータと、ドコモの保有するクラウドサービスを連携させた新たな車利用者向けサービスの開発、及びITS(高度道路交通システム)テレマティクス分野への本格的な事業参入に向け、本日パイオニアとの業務・資本提携に合意したと発表した。
ドコモとパイオニアは、これまでドライバー向け情報提供サービス「ドコモドライブネット」や車載用クレイドルの開発など、カーエレクトロニクスと情報サービスとの融合に協力して取り組んできた。今回の提携により、パイオニアの車載機器やドコモのスマートフォンからの情報(位置情報等のプローブデータ)等により高度な交通情報を生成できる交通クラウド基盤をパイオニアに構築する。
また、スマートフォンや車載機器等に対し、交通クラウド基盤と様々なクラウドサービスとを連携させた新たなITSクラウドサービスを個人・法人利用向けのサービスとして2013年内に提供できるよう両社で準備を進めていく。あわせて、ITSクラウドサービスに対応した通信対応車載機器や通信モジュールの普及を推進していく。
資本提携に関しては、パイオニアが実施する第三者割当増資をドコモが引き受け、約50億円を出資する。出資比率は約7%。出資時期は2013年6月28日の予定。
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