キヤノン、APS-Cセンサー搭載機で世界最小・最軽量のデジタル一眼レフを発売
「EOS Kiss X7」(画像:キヤノン)【写真詳細】
キヤノンは21日、2013年に発売20周年を迎える一眼レフカメラ「EOS Kissシリーズ」の新製品として、APS-Cサイズの撮像素子を搭載したデジタル一眼レフカメラにおいて世界最小・最軽量を実現した「EOS Kiss X7」を4月下旬より発売すると発表した。
「EOS Kiss X7」は、画質やAF性能などのデジタル一眼レフカメラに求められる基本性能を高い水準で維持しながら小型・軽量化への強いニーズに応えるために開発された。これにより、手軽に持ち歩いて本格的な撮影を楽しむことを可能にし、撮影領域の拡大に貢献する。
「EOS Kiss X7」は約116.8(幅)×90.7(高さ)×69.4(奥行)mm、約370g(本体のみ)と、従来機種と比べて体積は約25%小型化、質量は約28%軽量化を図りながら優れた基本性能を備えている。APS-Cサイズ・約1,800万画素のCMOSセンサーと映像エンジンDIGIC 5を搭載し、高画質と最高約4コマ/秒の連写を実現しているほか、常用ISO感度は最高ISO12800(拡張ISO25600)を達成し、暗いシーンや動体撮影時においてノイズや手ブレ・被写体ブレを抑えた画像を得ることができる。
さらに、ライブビュー撮影時および動画撮影時に、映像表示範囲の約80%という広いエリアにおいてコントラストAFとCMOSセンサーによる位相差AFの併用を可能にする新開発の「ハイブリッドCMOS AF II」を採用。従来に比べ広い測距エリアで高速なピント合わせが可能になることで、被写体の捕捉力向上や思い通りの構図での撮影を実現する。
また、撮影シーンから最適な設定を簡単に行うことができるSCN(スペシャルシーン)に、動き回る子どもにピントを合わせ続けながら健康的な肌色に仕上げる「キッズ」、料理を明るくおいしそうに撮影する「料理」、ろうそくの光が醸す雰囲気を生かす「キャンドルライト」の新しい3つの撮影モードを追加している。これにより、子どもの成長や誕生日などの記録を簡単な操作でサポートする。
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