ドコモとNTTコム、お盆期間の国際ローミングサービス障害の原因・対策を発表
NTTドコモとNTTコミュニケーションズは29日、8月13日から15日にわたって「WORLD WING(国際ローミングサービス)」が利用しづらい状況が発生し、「WORLD WING」を提供する220の国と地域において約8万人が影響を受けたことに関し、通信障害の発生原因と再発防止策を発表した。
今回の事象では、ドコモの国際ローミングサービスで使用している国際共通線信号網(NTTコムが管理)の輻輳(ふくそう)により、国際ローミングサービスが利用しづらい状況が発生した。これまでの調査により、国際共通線信号網内の通信設備に設計上の問題があり、トラフィックの疎通が偏っていたため、本来の処理能力を発揮できていなかったことが主な原因と判明した。こうした十分でない処理能力の状態において、海外渡航シーズンで通常よりもトラフィックが増えたことにより、輻輳が発生したという。
ドコモとNTTコムでは、これらの対策として、国際共通線信号のトラフィックを平準化するソフトウェア改修を実施するなどの対処を行なうとともに、今後は更なる信頼性を図るために設備の増強等を行なっていくとしている。
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