東芝、手書き機能付き脱着式ウルトラブックなど発売
ウルトラブック「dynabook V713/28J」(画像:東芝)【写真詳細】
東芝は31日、ノートPCの新商品として、キーボード部から液晶画面を取り外すことでタブレットとして使用でき、手書き機能では紙のような書き心地を実現したウルトラブック「dynabook V713/28J」などを6月下旬から発売すると発表した。また、スタンダードノートPC「dynabook T653」など3機種を6月14日から順次発売する。普及価格帯の「dynabook T653」には全モデルにタッチパネルを採用した。
「dynabook V713/28J」は、11.6型フルHD液晶を採用し、キーボードによる操作はウルトラブックとして、指先やペンによる操作はタブレットとして使用するなど、利用シーンに応じた使い分けが可能。キーボード部にUSBメモリなどの外部機器が接続されている場合はボタン一つで本体から切断が可能。また、液晶画面とキーボード部の接続箇所をロック機構にすることで、液晶画面を手軽に装着できる。
手書き機能では特殊フィルムと専用ペンを採用した。紙に文字を書く際の適度な抵抗感を参考にディスプレイとペン先の摩擦抵抗を調整することで、紙に書いているような書き心地を実現している。また、ペン先の位置認識を高速化するとともに、タッチ面から液晶までの距離を短縮することでペン先とのズレを抑え、紙に素早く正確にメモを取るような感覚で手書き入力ができる。
「dynabook T653」は、高性能なインテル Core プロセッサー搭載モデルのみならず、インテル Celeron プロセッサー搭載モデルまでの全モデルにタッチパネルを採用した。これにより、多くのモデルでWindows8の特長であるタッチ操作でアプリを楽しめるようになる。
筐体には約28mm(最薄部)の薄型筺体を採用し、持ち運びしやすいデザインを実現。さらに、USBポートを使用することなくワイヤレス操作ができるBluetoothマウスと、細菌増殖を抑える抗菌コーティングを施したキーボードを採用している。また、「dynabook Qosmio T953」は4K2K出力に対応し、4K対応テレビに高解像度の写真や映像を出力することができる。
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