KDDI、スマホで教育サービスを提供 中高生や幼児向けに
「GAKUMO」の利用イメージ(画像:KDDI)【写真詳細】
KDDIは、英Quipper(クイッパー)と提携し、2013年7月1日より、スマートフォンを使って短時間で効率的に学べる中高生向け学習サービス「GAKUMO」の提供を開始する。
「GAKUMO」は、KDDIとクイッパーが協業して提供する、モバイルに最適化された学習プラットフォームを活用した中高生向けの学習サービス。いつも持ち歩くモバイルデバイスを、子供たちが勉強したい時に勉強できる手のひらの“自習室”に変える。
学習コース(教材)は全国の特徴ある教育機関が提供し、中学生向けに3教科5科目、高校生向けに5教科9科目を用意している。各学年や科目のカリキュラムの中から学ぶべき内容を厳選問題として提供し、一問一答形式、約15分の学習サイクルで効率的に学ぶことができる。
単なるデジタル問題集ではなく、短尺で分かりやすい豊富な動画解説や、間違えた問題を徹底的に復習し定着を促す「苦手克服ボックス」、学習継続のご褒美など、解らせる仕組みやつづけられる仕組みを取り入れ、忙しい中高生の日々の学習や期末テスト対策として、そして受験対策として使用できる。さらに、メッセージを使って講師へ直接質問を行うことができる「質問機能」を2013年8月より提供する予定。
「GAKUMO」の利用料金は、1コース受講プランが月額980円(税込)、2コース受講プランが月額1,480円(税込)、3コース受講プランが月額1,980円(税込)。対象機種はAndroid 2.3.3以上、iOS 5.0以上のauスマートフォン。
また、KDDIは米FUHU(フゥフー)と提携し、2013年7月1日より、auスマートフォンで利用できる子育て家族向け知育サービス「こどもパーク」の提供を開始する。
「こどもパーク」は、月額情報料790円(税込)で、auスマートフォンから音楽、英語、お絵かき、パズルなど、多彩なジャンルの子ども向けアプリケーション50種以上が取り放題となるだけでなく、各アプリケーションの利用状況や学習履歴をまとめて確認することができるサービス。
これにより、保護者は子供の学習状況をチェックしながら知的能力の発達を促せる。さらに、保護者が指定したアプリケーションのみ利用可能とすることで誤操作等が防止できる「こどもモード」などの機能により、保護者のスマートフォンからでも子供が安心して利用できる。なお、同サービスの対応機種はAndroid 2.3以上搭載のauスマートフォンとなっている。
KDDIは2012年11月、「KDDI Open Innovation Fund」を通じた初の米国企業向け出資として、FUHUへの投資を行った。今回、FUHUとの提携第一弾として、同社の持つ子ども向けサービスのプラットフォームやノウハウを生かした「こどもパーク」を提供するとともに、今後もサービスの拡充を図っていく。
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