ジャパンディスプレイ、有機EL生産パイロットラインを石川工場内に敷設
高精細5.2型Full-HDを実現した有機ELディスプレイ(画像:ジャパンディスプレイ)【写真詳細】
ジャパンディスプレイは21日、対角5.2型でフルハイビジョンフォーマット(横1080×縦1920画素、以下Full-HD)の高精細有機ELディスプレイを開発したと発表した。
同開発品は白色有機ELとカラーフィルタを用いた構成で、赤、緑、青(RGB)と高輝度化に寄与する白(W)の4つのサブピクセルによるRGBW方式の画素構成となっている。Full-HDで423ppiの高精細画面を実現することで、高画質でリアルなフルハイビジョン表示を可能にした。
スマートフォンに代表されるモバイル用液晶ディスプレイはFull-HDが主流になりつつある。ジャパンディスプレイは有機ELディスプレイのFull-HDを実現すべく開発を進め、高精細LTPS技術と白色有機EL技術、駆動技術などの各種要素技術を導入し、Full-HDで423ppiの高精細有機ELディスプレイの開発に成功した。
また、ジャパンディスプレイは、石川県の同社石川工場内に、少量生産が可能なパイロットラインを敷設することを決定した。今年度末より設備を搬入し、2014年春に稼働する予定。今後は同ラインにて開発試作を行うとともに、有機ELディスプレイの量産化に向けて材料・設備などの検証を進めていく。
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