NTTぷららは17日、映像配信サービス「ひかりTV」において、Android4.0ベースのスマートテレビ対応新チューナーを、6月3日（予定）より提供すると発表した。また、スマートテレビ対応新チューナーの提供に合わせて、国内初となるテレビ向けクラウドゲームサービス「ひかりTVゲーム」の提供を開始する。

　スマートテレビ対応新チューナーは、従来のひかりTVチューナーと比較して約10倍の高いハードウェア性能を持ち、ユーザーインターフェースの操作性向上や高機能レコーダー機能などを実現した。提供サービスについては、｢ひかりTV｣で提供するサービス（ビデオサービス、テレビサービス、カラオケ、ショッピング、ミュージック、ブック）はもちろんのこと、国内初となるテレビ向けクラウドゲーム「ひかりTVゲーム」への対応や、さまざまなアプリを楽しめる「ひかりTVアプリ」などを新たに提供する。

　クラウドで楽しむ「ひかりTVゲーム」では、｢プロ野球スピリッツ LIVING MANAGER」（KONAMI提供）をはじめ、スポーツゲームやパーティーゲームなど、一人でも家族でも楽しめる約50タイトル（サービス開始時は約30タイトルを予定）のゲームを、定額かつ低廉な料金で提供する。

　「ひかりTVアプリ」は、サービス開始当初、約50タイトルのアプリを無料で提供する。スマートフォンで人気のアプリのほか、ひかりTVの映像サービスと連携したオリジナルのアプリを開発し提供するとともに、今後さまざまなジャンルのアプリを順次拡充していく。

　その他にも、スマートテレビ対応新チューナーは、「ソーシャルVOD（仮）」機能の提供や、「生活情報」の提供、ダブル録画機能への対応など、より利便性の高いサービスや機能を多数搭載している。

　スマートテレビ対応新チューナーは、初期費用1,050円、チューナーレンタル料金月額525円で利用できる。また、｢ひかりTVゲーム｣の利用料金は月額525円となっている。