ホンダ、スマホアプリを活用して渋滞を抑制 効果を公道実験で確認
渋滞抑制効果イメージ(画像:ホンダ)【写真詳細】
ホンダは21日、渋滞抑制技術に関する公道実験をインドネシアで実施し、渋滞発生を遅らせる効果と燃費を20%以上向上させる効果を確認したと発表した。なお、同公道実験は、2012年9月~2013年2月にかけてPT. Jalantol Lingkarluar Jakartaが管轄するUlujami-Pondok Ranji高速道路(ジャカルタ)にて実施された。
渋滞は交通流が乱れることにより発生することから、渋滞抑制のためには一台一台の車両が周囲の車両と同調した走行を心掛ける必要がある。ホンダは、ドライバーが周囲の車両と同調した走行をしているかをスマートフォンのディスプレイの色を変化させることにより一目で確認できるアプリを開発し、インドネシアの公道実験で使用した。
同アプリは車両の加減速変動のパターンをモニターし、渋滞の発生につながる走行であるかを判断することにより、周囲の車両と同調した走行をサポートする。また、単に渋滞を抑制するだけでなく、安全性を向上するとともに、自車だけでなく周囲の数百台の車両の燃費を向上させる効果が期待できるという。
ホンダは今後も、実際の交通流量や走行パターンをもとに、渋滞が発生する可能性のある地点の情報を車両端末に表示する機能の開発や、二輪車などへの応用を目指して音や振動で周囲と同調した走行をサポートする機能の開発など、渋滞のない交通社会の構築につながる取り組みを進めていく方針。
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