JR東日本、東京駅構内全体に公衆無線LANサービス拡充へ
JR東日本は5日、東京駅でICTを積極的に活用し、駅の利便性を大きく向上させることを目指し、東京駅構内全体に公衆無線LANサービスを拡充するなどの対策を、今年4月から順次展開していくと発表した。
今後、現在駅構内の限られた場所のみで提供している公衆無線LANサービスを、東京駅構内全体で場所を選ばずに利用できるように展開していく。また、駅改札付近に設置している異常時案内用ディスプレイの列車遅延、振替輸送等の情報や新幹線の発車情報を、スマートフォン向けアプリとエリアワンセグ放送を通じて顧客に提供する。エリアワンセグ放送は、震災等の緊急時においても利用制限なしに、一度に多数の顧客に対して情報提供が可能。
なお、公衆無線LANサービスの拡充やエリアワンセグ放送などは、最新のIP技術を用いた駅構内共通ネットワークの整備によって実現している。駅構内共通ネットワークの整備は、顧客ニーズに応じた情報提供を早期に実現するための基盤づくりとなる。
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