UQ、TD-LTE方式の次世代サービス規格導入を検討開始
UQコミュニケーションズは31日、2012年10月30日にWiMAX ForumがWiMAX Release2.1規格を発表したことに伴い、UQ WiMAXの次世代サービス規格としてWiMAX Release2.1規格を採用する方向で検討に入ると発表した。
WiMAX Release2.1規格は現在UQが採用しているWiMAX Release1.0規格を含むこれまでのWiMAX規格との親和性確保と高速化、更にはTD-LTE方式との互換性確保によるエコシステム構築を目指した規格となっている。
UQは2009年2月の事業開始以来、積極的なエリア整備とWiMAX Speed Wi-Fi(Wi-Fiルーター)などによりモバイル高速インターネット通信を提供してきた。その結果、2012年9月末時点で人口カバー率は約93%、契約者数は362万加入となっている。
UQはWiMAX Release2.1規格の採用により、顧客に更に高速で快適なWiMAXサービス環境を提供すると共に、既に整備された日本全国規模のWiMAXエリアもシームレスに利用できる次世代WiMAXサービス「WiMAX 2+(「ワイマックスツープラス」仮称)」の提供の検討に着手する。
UQはデータ通信量の増大に伴う周波数逼迫に対し、総務省に新たな20MHz幅の周波数割当を求めており、WiMAX Release2.1をその新規周波数帯域に導入する予定。
スポンサードリンク
関連記事
通信サービスの最新ニュース
- 格安スマホ「NifMo」 洗えるスマホ「arrows M04」の取扱い開始
- auが新料金プラン、「ピタットプラン」は1GBが月額1980円から
- ゲームし放題の格安MVNO「LinksMate」正式サービス開始
- DMMモバイル、新規契約手数料0円のキャンペーン 8月31日まで
- LINEモバイル、通話料半額と10分かけ放題オプション 6月20日から
- KDDI、「スマホはじめる割」「3Gスマホ機種変更プログラム」
- ドコモ、SIMロック解除までの期間を100日へ一部変更
- 国民生活センター、「格安スマホ」のトラブル急増で注意喚起
- 世界100カ国以上で利用できるWi-Fiルーターの法人向けレンタルサービス
- KDDI、ドローンによる「4G LTE運航管理システム」実証実験へ