KDDI、LTEと3Gを瞬時に切り替える新技術を導入
「Optimized Handover」のイメージ(画像:KDDI)【写真詳細】
KDDIは17日、2012年11月1日より、次世代高速通信規格LTE(Long Term Evolution)と3Gネットワーク間を移動した場合でも通信の途切れを最小限にする新技術「Optimized Handover(オプティマイズド ハンドオーバー)」を全国で導入すると発表した。
「4G LTE」は、提供当初から単にサービスエリアを広げるだけでなく、世界初となるピコセル(小型基地局)の導入によるきめ細やかな電波環境作りや、待受時の電力消費を抑えながらも音声通話の発信から着信までに要する時間を大幅に短縮する技術「eCSFB」の導入など、品質重視のネットワークを構築してきた。今回さらに、LTEエリアと3Gエリアをシームレスにつなげ、どこにいても快適にデータ通信を利用できる新技術「Optimized Handover」を導入する。
「Optimized Handover」は、LTEシステムから3Gシステムへデータ通信をシームレスに切り替えるための新技術。LTEサービスエリアに在圏中に、3Gシステムでの通信開始に必要な処理をLTE側であらかじめ行うことで、3Gサービスエリアに移動した場合でも通信の途切れを最小限に抑えてデータ通信を継続することが可能となる。これにより、通信開始に必要な処理を3Gシステムへ切り替え後に行う従来の方式に比べ、大幅にデータ通信の断時間を短縮できる。
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