ゲットイット 、「トライ&エラーの思考法」と題して、プログラマー登大遊氏登壇のウェビナーを配信

日時: 2023年11月15日 10:00

発表:株式会社ゲットイット

ゲットイット 、「トライ&エラーの思考法」と題して、プログラマー登大遊氏登壇のウェビナーを配信

ゲットイット 、「トライ&エラーの思考法」と題して、プログラマー登大遊氏登壇のウェビナーを配信【写真詳細】

ゲットイット 、「トライ&エラーの思考法」と題して、プログラマー登大遊氏登壇のウェビナーを配信
ゲットイット 、「トライ&エラーの思考法」と題して、プログラマー登大遊氏登壇のウェビナーを配信


株式会社ゲットイット(本社:東京都中央区、代表取締役:廣田優輝)は、2023年11月28〜30日に、プログラマー登大遊(のぼり だいゆう)氏を招いたウェビナー「トライ&エラーの思考法 未来を切り拓くICT人材のマインドセット」を配信します。

天才プログラマーの思考法に迫る

本ウェビナーで講演を行う登大遊氏は、筑波大学在学中の2003年に「SoftEther 1.0」を開発し、翌年ソフトイーサ株式会社を設立。現在も開発が続く同システムは世界各国540万のサーバーで稼働し、数百万人の業務を支えています。同システムを活用したインターネット検閲回避システム「VPNゲート」は現在世界で4700万人が使用、また新型コロナウイルスの緊急対策としてNTT東日本とIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が企画した「シン・テレワークシステム」でも開発を担当し、その過程が毎日放送「情熱大陸」で取り上げられるなど、登氏の革新的な開発は内外の注目を集めています(※1)。

当ウェビナーでは、そのように開発を続ける登氏の思考法に「トライ&エラー」の観点から迫ります。ウェビナーでは登氏に「システム設計~開発の考え方」「開発における検証の位置づけ」「これまでに行った検証で印象に残っていること」「エラーをどう捉えるか」といった質問を投げかけます。これらの問いかけを通じて、エンジニア個人および組織のマインドセットのあり方を探り、登氏が重視する「日本のICT人材をどう育てるか」というテーマを深耕することが当ウェビナーの狙いです。


ITハードウェアと「インチキネットワーク」

当ウェビナーを主催する株式会社ゲットイットは、IT機器のリユースを事業とし、エンタープライズ企業を対象に「第三者保守」や「ITAD(IT機器の適正処理)」といったサービスを提供しています。サーバーやネットワーク機器といったITハードウェアは国内有数の在庫を備え、マルチベンダー対応を通して培った希少な機器の調達力・取り揃えを強みとしています。当ウェビナーではその「ITハードウェアの専門家」の立場を生かし、登氏とITハードウェアの関係にも言及します。

登氏はかねてより、ITハードウェアとの関わりを「高度ICT人材育成」の重要事項としてきました。重要である理由は、登氏の「自律的なコンピュータ・ネットワークの実験環境を自力で勝手に構築しようとすることを黙認し、その環境の上で彼らが自由に技術開発できるようにすれば、自然に人材が育ち、技術が生まれる」という考えによります。登氏のこの考えは、04年、登氏が筑波大学にて機器を拾い集めて実験ネットワーク設備を構築した経験、また07年、SFC(慶應義塾大学総合政策学部)村井研究室のサーバー室に衝撃を受けた経験などがベースになっていることが推測されます。


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登氏はこのような「エンジニアが自前で調達した機器で組み上げた実験環境」を「超正統派インチキサーバー置き場」と呼びます。そしてそうした場所が大学内/社内に存在し、自由に実験・検証を行えたことが新たな技術開発を涵養したと主張しています。

一方で、「優秀な人材は高レイヤに集中してしまい、クラウド、OS、セキュリティ、通信システム等の低レイヤの技術開発の重要性と面白さがわかる人材は、現代日本の各組織では稀になった」と述べ、こうした「インチキネットワーク」が2010年以降減少していることに警鐘を鳴らしています。「自律的なコンピュータ実験スペースが消滅した状態がこれ以上徒過すると、次世代のインターネットやシステムソフトウェアやクラウドサービスを維持・発展するための能力を身に付ける環境が消滅し、日本の ICT は崩壊をする。」と登氏は危機感を表現しています。

当ウェビナーでは、ITハードウェアを商材とする株式会社ゲットイットの強みを生かし、登氏のハードウェアへの思い、「インチキサーバー」を始めとしたIT機器環境の構築がICT人材育成において果たす役割についても、話を伺う予定です。

※1 「世界に普及可能な日本発のサイバー技術の生産手段の確立」(https://dnobori.cyber.ipa.go.jp/ppt/download/20220719%20%E6%96%87%E9%83%A8%E7%A7%91%E5%AD%A6%E7%9C%81%20%E7%99%BA%E8%A1%A8%E4%BC%9A%20PPT/220729_nobori.pdf)より
 

ウェビナー基本情報

2023年11月28日(火)18:30~
11月29日(水)13:00~
11月30日(木)11:00~
の三時間帯にて配信   
 
講師によるお話 約30分
当社エンジニアを聞き手としたQ&A 約20分
お申込みURL:https://hubs.li/Q027_c5h0

こんな方にお勧め

◆ 登氏の創造性・開発力の背景を知りたい方
◆ 創造的な開発のための検証工程について知識を深めたい方
◆ 検証のためのITハードウェアレンタルに興味がある方

 

登壇者紹介

登大遊(のぼり だいゆう)氏

1984年兵庫県生まれ。2003年に筑波大学に入学し、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の03年度未踏ソフトウェア創造事業で、VPN(仮想プライベートネットワーク)サービスの「SoftEther(ソフトイーサ)」を開発。スーパークリエータ認定を受ける。ソフトイーサを事業化し、代表取締役に就任。17年から筑波大学産学連携准教授を務めるほか、IPAの職員となり、産業サイバーセキュリティセンターサイバー技術研究室長に就任。20年からはNTT東日本でも「特殊局員」の肩書でサービス開発などに関わる。


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株式会社ゲットイット

都内2,000㎡倉庫(勝どきZETTA)の豊富な在庫量と、マルチベンダー対応の技術力で、企業の抱えるITの「困った」を解決。サーバー・ネットワーク機器等ITハードウェアの専門家として、レガシーシステム運用に必要なEOSL保守(第三者保守)から、検証環境構築のための機器レンタル、情報機器処分(ITAD)に伴うデータ消去や買取りサービス、コスト削減のリユース販売まで、1社1社のオーダーに応える形で様々なハードウェア関連サービスを提供。株式会社ゲットイットは、持続可能な社会発展へ向けた「SDGs」への関心の高まりを受け、「使えるものは、長く使う」「使い終わったものは、次につなげる」の2点を掲げ、保守による機器の長寿命化や機器のリユース・リサイクルにより、ITハードウェアの持続可能な運用のための総合サービス「Sustainable Computing ®」を展開しています。


[動画: https://www.youtube.com/watch?v=Irskroxa3_A ]


社名  :株式会社ゲットイット
URL  :https://www.get-it.ne.jp
所在地 :東京都中央区築地3-7-10 JS築地ビル4F
代表者 :廣田 優輝
設立  :2001年4月
事業内容:ITハードウェアサービス:第三者保守、EOSL保守、販売、買取り、修理、レンタル、移設、構築、データ消去 等
※Sustainable Computing ®(サステナブルコンピューティング®)とは、「使えるものは、長く使おう」「使い終わったものは、次につなげよう」をコンセプトにゲットイットが考案した「ITハードウェアの持続可能な運用のための総合サービス」の名称です。

 

プレスリリース情報提供元:ValuePress!

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