MDM・PC管理サービス「Optimal Biz」、最新バージョンアップにより、Googleが提供する「ゼロタッチ登録」機能との連携を強化
AI・IoT・ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーである株式会社オプティム(以下 オプティム)は、MDM※1・PC管理サービス「Optimal Biz」を2018年11月27日に9.5.0へバージョンアップしました。本バージョンでは、Googleが提供する法人向け端末管理フレームワーク「Android enterprise※2」の「ゼロタッチ登録」機能との連携を強化しました。これにより、「Optimal Biz」をご利用の管理者・端末利用者ともに、これまで以上にキッティング効率が向上し、迅速な端末配備を行うことができます。
■「ゼロタッチ登録」とは
「ゼロタッチ登録」とは、Googleが提供する法人向け端末管理フレームワーク「Android enterprise」に含まれる機能の一つです。「ゼロタッチ登録」に対応した通信事業者もしくは販売会社※3から同じく対応しているAndroid端末を購入することにより、端末の電源を入れてから僅かな操作だけで自動的にMDMやEMM※4クライアントなどの管理アプリのインストールおよび設定までを行うことができます。
■本バージョンでの機能強化
本バージョンアップにより、Googleが提供する「ゼロタッチ登録」用のサーバーとの連携を強化し、以下の3つの機能に対応しました。
●キッティング対象の端末情報を「Optimal Biz」管理サイトに自動登録
これまでは、キッティング前に端末情報を管理サイトに登録したい場合、管理者が手動で登録作業を行う必要がありました。本バージョンアップにより、「ゼロタッチ登録」用のサーバーとの連携設定を行うだけで、自動的に管理サイトへ端末情報を登録することが可能です。
これにより、管理サイト上で予めセキュリティ設定等を割り当ててからアクティベーションすることができ、必要な設定が適用された状態で端末の利用を開始することができます。
●G Suite※5利用企業も「ゼロタッチ登録」を利用可能
G Suiteを利用している企業も「ゼロタッチ登録」が利用可能になりました。
●キッティング対象端末の「Optimal Biz」セットアップ情報入力の省力化
端末管理を開始するためには、「Optimal Biz」Androidエージェントアプリの認証作業が必要となり、これまでは企業コード/ユーザーID(任意)/認証コードの入力が必要でした。本バージョンアップにより、企業コード/ユーザーID(任意)が自動的に設定され、認証コードの入力のみで認証可能です。これにより、キッティング時の手間を削減することができます。
■「Optimal Biz」バージョン9.5.0の新機能
バージョン9.5.0の主な新機能は以下のとおりです。
◆Android
<「ゼロタッチ登録」機能の強化>
「ゼロタッチ登録」機能を強化し、以下の機能に対応しました。
・ キッティング対象の端末情報を「Optimal Biz」管理サイトに自動登録
・ G Suite利用企業において「ゼロタッチ登録」が利用可能に
・ キッティング対象端末の「Optimal Biz」セットアップ情報入力の省力化
<IEEE 802.1X 設定対応>
IEEE 802.1XのEAP方式によるWi-Fi設定に対応します。
<「アプリの確認」機能>
端末内のアプリに問題がないか、アプリダウンロード時及び定期的に確認します。
<証明書のサイレントインストール機能>
端末への証明書インストールを端末利用者の操作なく実行します。
<物理外部メディアへのマウント制限機能>
SDカード等、物理的な外部メディアのデータ読み書きを許可するか否かの設定が可能です。
<データ出力NFC利用制限機能>
NFC経由でのデータ転送を許可するか否かの設定が可能です。
<USBファイル転送制限機能>
USB経由でのファイル転送を許可するか否かの設定が可能です。
<USB接続ストレージ利用制限機能>
USB接続時に端末を大容量ストレージとしての利用を許可するか否かの設定が可能です。
<アプリ非表示機能(ブラックリスト形式)>
指定したアプリを非表示にすることが可能です。カメラアプリ等システムアプリも指定可能です。
<テザリングの設定変更制限機能>
テザリングの設定変更を許可するか否かの設定が可能です。
※Android 9.x以降の場合は、テザリング機能を禁止できます。
◆iOS
<構成プロファイル項目追加>
管理サイト上で作成可能な構成プロファイル項目として、VPN設定の一部を追加します。
◆Windows
<Windows UpdateおよびWindows Defenderの設定機能>
Windows Updateの延期日数や再起動時刻の設定が可能です。
※Windows 10 ver.1709以降でのみ動作します。
※Windows 10 Homeの場合はアクティブ時間のみ設定可能です。
<Windows Defenderの診断機能>
Windows Defenderの「ウィルスと脅威の防止」「ランサムウェアの防止」に関する設定状況を診断します。
※Windows 10 ver.1709以降でのみ動作します。
※1 MDM:Mobile Device Management(モバイルデバイス管理)の略。スマートフォン、タブレット端末の管理、セキュリティをサポートし、端末紛失・盗難時の情報漏えい対策、リモートロック、不正利用アプリケーションの起動禁止などを行う企業向けサービス。
※2 Android enterprise:Googleが提供する法人向け端末管理フレームワークです。さまざまな用途へAndroid端末を最適に利用出来るよう、用途毎に機能が提供されています。「Optimal Biz」では、社用端末向け(Work-managed device)機能のバリデーション(Googleによるチェック)を受けています。
※3 利用する通信事業者もしくは販売会社での対応有無は、各事業者への確認もしくは下記「ゼロタッチ登録」Webサイトにて確認下さい。
https://www.android.com/intl/ja_jp/enterprise/management/zero-touch/
※4 EMM:Enterprise Mobility Management(企業モビリティ管理)の略。MDMを含む包括的なセキュリティ管理機能を提供するプラットフォーム。
※5 G Suite:Googleが提供しているクラウド上のグループウェアであり、文章作成、表計算、プレゼンテーション、メールなどのサービスが含まれています。
【オプティムの目指す、オプティマル事業とは】
~Optimal【形】最適な、最善の、最も有利な~
急速なインターネット普及に伴い、これまでネットを利用したことのないユーザーがネットを利用する機会が増えており、このユーザー層にとって現状のネットは必ずしも使いやすいものではありません。このような状況にあって、ネットを空気のように快適で、息をするように無意識に使えるサービス・インフラに変えていく。オプティマル事業とは、そのためのオプティム独自の最適化技術によるサービス事業の総称です。
製品情報 : https://www.optim.co.jp/services
Facebookページ: https://www.facebook.com/optimjpn
Twitterページ : https://twitter.com/optim_jpn
【株式会社オプティムについて】
商号 : 株式会社オプティム
上場市場 : 東京証券取引所市場第一部
証券コード: 3694
URL : https://www.optim.co.jp/
佐賀本店 : 佐賀県佐賀市本庄町1 オプティム・ヘッドクォータービル
東京本社 : 東京都港区海岸1丁目2番20号 汐留ビルディング 21階
代表者 : 菅谷 俊二
主要株主 : 菅谷 俊二
東日本電信電話株式会社
富士ゼロックス株式会社
設立 : 2000年6月
資本金 : 443百万円
主要取引先:
NTTコミュニケーションズ株式会社、株式会社NTTドコモ、株式会社大塚商会、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、KDDI株式会社、株式会社小松製作所、ソフトバンク株式会社、西日本電信電話株式会社、パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社、東日本電信電話株式会社、富士ゼロックス株式会社、リコージャパン株式会社など(五十音順)
事業内容:
ライセンス販売・保守サポートサービス(オプティマル)事業
(IoTプラットフォームサービス、リモートマネジメントサービス、サポートサービス、その他サービス)
【Copyright・商標】
※ 記載の会社名および製品名は、各社の登録商標および商標です。
※ 本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
プレスリリース情報提供元:@Press
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