日本発のオープンソースであり、利用者が急速に広まりつつあるビッグデータ解析ツールのNYSOLは、本日メジャーアップデートとなるNYSOL 2.0をリリースしました。また株式会社KSKアナリティクスとともにNYSOLのビジネス支援サイト（http://www.nysol.biz）を本日公開しました。

日本発のオープンソースであり、利用者が急速に広まりつつあるビッグデータ解析ツールのNYSOL（http://www.nysol.jp）は、本日、メジャーアップデートとなるNYSOL 2.0をリリースしました。
今回のアップデートのメインは、旧バージョンではデータ加工やデータ結合時にレコードの順番（並び替え）を意識した作業を行う必要があったのに対し、新バージョンではそれらを意識しなくても簡単に操作出来るようになった点です。この背景には、NYSOLが無料で使えることで、データ分析の専門家のみならず、初めて分析を手がけるビジネスユーザーにも普及し始めたことが影響しています。今回のアップデートでより簡単にNYSOLを使えることから、データ分析がより身近な存在になります。

さらにNYSOLのパートナー企業であり、オープンソース・ソフトウェアを専門にデータ分析を手がける株式会社KSKアナリティクスでは、NYSOLのビジネス支援サイト（http://www.nysol.biz）を本日公開しました。
本サイトは、初心者の方の疑問点にもお答えできるポータルサイトとなり、疑問が生じたら誰でも無料で記載することができます。また、NYSOLの教育トレーニ ング、ソフトウェアの商用サポート、NYSOLを使ったデータ分析サービスなどのビジネス支援の情報を配信しています。

NYSOL代表の羽室行信氏は、「コマンドを組み合わせてスクリプトを作成するにあたって、ソーティングを意識しなくてもよくなる効果は絶大で、処理ロジックの構築により集中できるようになり、またソーティングに関わるバグも激減します。また今回のバージョンアップでは、学術分野で開発されたツールも追加/改訂されていますので、皆様のデータ解析で是非ともお試しください。」とコメントしています。

KSKアナリティクス代表の森本好映氏は、「NYSOLのメジャーバージョンアップ及びビジネスサイト開設を歓迎します。KSKアナリティクスでは、導入企業が安心して使用できるように、教育トレーニングや技術サポートなどNYSOLの各種支援サービスの充実化を強力に推進していきます。」とコメントしています。



■NYSOLプロジェクトについて
大規模データの解析に関する様々な大学やプロジェクトでの研究成果を広く産業界に還元する目的で設立され、大学の研究者や企業の有志により、ソフトウェア ツールの開発や教育活動などを行っています。同プロジェクトで開発する大規模CSVデータ高速処理ソフト(Mコマンド)の他にも、学術界の成果であるアイ テムセットマイニング(LCM) / 組み合せ集合の超高圧縮処理(ZDD) / 部分シーケンスに基づいた決定木モデル(BONSAI)などの一般向け公開や、その応用としてJR大回り近郊区間検索アプリケーション (ekillion)などの開発およびそのサービス提供を手がけています。
なお、同プロジェクトを推進する羽室行信（関西学院大学経営戦略研究科准教授）は「MUSASHI」で2003年に人工知能学会の研究会優秀賞を受賞、2005年および2008年に日本OR学会事例研究賞を受賞、その他2006年度および2013年度のデータ解析コンペティション最優秀賞など、ビッグデータの分析にかかる多数の受賞があり、現在は国家プロジェクトであるERATO湊離散構造処理系プロジェクト、およびビッグデータ関連領域のCRESTプロジェクト(研究代表者:宇野毅明)にも参加しています。
Web: http://www.nysol.jp/


■株式会社KSKアナリティクスについて
オープンソース・ソフトウェアを専門にしたワンストップのデータ分析・活用ソリューションを提供する企業であり、データ分析に関わるコンサルティング、システム開発、技術サポート及びトレーニング・研修を行い、お客様の多様なデータ活用のニーズに対応しています。
社名： 株式会社KSKアナリティクス
英文社名： KSK Analytics, Inc.
代表取締役： 森本 好映
所在地：大阪市中央区本町1-1-3　本町橋西ビル2F
　　　　東京都中央区銀座8-14-11 YN銀座ビル 5F
Web: http://www.ksk-anl.com
NYSOL製品ページ：http://www.nysol.biz


■本件に関するお問合せ先
株式会社KSKアナリティクス　北島 聡
TEL： 03-6228-4953
Web: http://www.ksk-anl.com
e-mail: infoksk@ksk-anl.com

プレスリリース情報提供元：ValuePress!