GfK Japan調べ:スマートフォン販売動向

図1. スマートフォン 販売台数推移

図1. スマートフォン 販売台数推移【写真詳細】

図2. スマートフォン 販売チャネル別構成比

 ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:藤林 義晃)は、携帯電話専門店・家電量販店におけるスマートフォンの販売動向※1を発表した。


【概要】
・2013年1-3月期のスマートフォン販売台数は前年比9%増とプラス成長が続く。
・スマートフォンの買い替えサイクルは2年を下回る。
・スマートフォン販売における携帯電話専門店の構成比は2年間で65%から80%に増加。


【スマートフォン市場は拡大が続く】
 年々拡大するスマートフォン販売は、2013年に入ってもプラス成長を続けており、2013年1-3月期の数量前年比は9%増となった。3月は新生活、新入学に伴い販売が多い月であるが、2013年3月は過去最高の販売台数を記録した(図1)。
 好調な販売の背景には、フィーチャーフォンからの移行に加え、スマートフォンからの買い替えがある。スマートフォン市場が急拡大した2010年から2年が経ち、割賦支払いを終えたスマートフォン利用者が端末を順次買い替えているとみられる。GfK Japanが2012年10月-12月に実施した消費者調査※2では、スマートフォンからスマートフォンへの買い替えサイクルは1.7年と2年を下回った。対して、内閣府の消費動向調査では、2012年のフィーチャーフォンを含めた携帯電話全体の買い替えサイクルが3.3年となっており、スマートフォン利用者の買い替えサイクルが短いことが伺える。端末機能の進化に伴い、今後もスマートフォンからスマートフォンへの旺盛な買い替え需要が販売台数を押し上げると見込まれる。

<図1. スマートフォン 販売台数推移>
http://www.atpress.ne.jp/releases/35463/1_1.png


【スマートフォン販売における携帯電話専門店の構成比が高まる】
 拡大を続けるスマートフォン市場において、携帯電話専門店が存在感を強めている。携帯電話全体では販売の約80%を占める専門店だが、スマートフォンに限ってみると、その割合は2010年では65%にとどまっていた。スマートフォン販売では家電量販店が先行していた側面があるが、ここ数年の専門店におけるスマートフォンコーナーの増床や、より広い店舗への移転といった取り組みにより、専門店の販売構成比は拡大しており、2012年末には80%に達した(図2)。
 専門店におけるスマートフォン販売は2013年1-3月で数量前年比14%増となり、スマートフォン全体のプラス成長を牽引した。

<図2. スマートフォン 販売チャネル別構成比>
http://www.atpress.ne.jp/releases/35463/2_2.png


※1 全国の有力携帯電話取扱店(携帯電話専門店、家電量販店等)の販売実績に基づく市場規模相当データ

※2 GfK Japan Consumer Insight (携帯電話に関する消費者調査)
 調査期間:2012年10月~12月
 回答者数:18歳以上の携帯電話購入者約400名
 調査方法:インターネットリサーチ


ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン株式会社
URL: http://www.gfkrt.com/japan/


※弊社名を報道にて引用頂く場合は、正式社名のほか、「GfK Japan」、「ジーエフケー ジャパン」、「GfKジャパン」の略記でも結構です。

プレスリリース情報提供元:@Press

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