楽天、共通来店ポイントサービス「スマポ」を提供するスポットライト社を買収
楽天は15日、スマートフォンを使った共通来店ポイントサービス「スマポ」を提供する株式会社スポットライト(東京都渋谷区)を買収し、完全子会社化すると発表した。
スポットライト社は、2011年9月よりスマートフォンのアプリを利用した国内初の来店自動検知型の共通ポイントサービス「スマポ」を提供している。同サービスを利用するユーザーは、「スマポ」の提携加盟店に来店し、専用アプリでチェックイン操作するだけで、商品の購入に関係なくポイントを獲得することができる。貯めたポイントは加盟店が発行する商品券や食事券に交換して利用することができる。加盟店は付与するポイント数を設定できるとともに、実際に来店したユーザー数分の成果報酬型の負担となるため、より費用対効果の高い集客をすることができる。
近年、スマートフォンの普及によりインターネットサービスを通じた実店舗の販促支援、いわゆるO2O(オンライン・トゥー・オフライン)市場が急速に発達している。こうした中、「スマポ」は独自の超音波による来店検知プラットフォームや先行優位による加盟店拡大により、現在国内トップの送客数の実績を誇っている。現在はアパレル、商業施設、百貨店、スーパーマーケットなどの小売店鋪を中心に、23都道府県の約700カ所で約90ブランドに加盟店を拡大している。
楽天はスポットライト社の買収により、楽天グループが保有する国内最大級のネット会員基盤を活用し、「スマポ」の送客力強化と加盟店拡大を行っていく。また、スポットライト社が「スマポ」加盟店に提供している来店検知プラットフォームを活用し、新たに楽天グループの会員を実店舗へ送客するサービスの展開を検討しており、O2O事業を一層強化していく。
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