ヤフーとTポイント・ジャパン、中小規模店舗へTポイントサービスを拡大
写真:ヤフー【写真詳細】
ヤフーと日本最大の共通ポイントサービス「Tポイント」を運営するTポイント・ジャパンは13日、2012年6月にYahoo! JAPANとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が締結した戦略的資本・業務提携に基づき、ヤフーのテクノロジーを活用し中小規模店舗向けにTポイントサービス導入の提携営業を行う「Tポイント代理店契約」を新たに締結し、両社でリアル店舗における「Tポイント」の普及・拡大を目指すと発表した。
中小規模店舗が独自でポイントシステムを導入するには、システム構築や開発のみならず、専用機器の初期導入費用やランニングコスト、刷新費用等の問題、またそもそもの顧客基盤の規模等が障壁になりがち。そこでCCCは、これまでTポイント専用端末「T-UNIT 1」および「T-UNIT 2」を通じて、中小規模店舗が容易にTポイントサービスを導入できる環境を構築してきた。
そして今回ヤフーは、4,504万人(ユニーク・アクティブ数)という圧倒的な顧客基盤を有するTポイントサービスの強みに加え、同社で開発した専用のカードリーダーとタブレット端末をセットにしたYahoo! JAPAN版 T-UNIT「T-UNIT 3」を提供する。イヤホンジャック型のカードリーダーをタブレット端末に差し込むだけで、簡単にTポイントサービスを導入できるようにした。
タブレット端末にはヤフーが開発したアプリケーションがプリインストールされており、画面をタッチするだけで直観的に迷うことなくポイントの付与と還元ができるほか、CRM機能の搭載により優良顧客向けの販促キャンペーンを展開するなど積極的な販促施策を行うことができる。アプリケーションを活用することで、システム更新などで仕様が刷新された場合でもオンライン上で簡単にシステム更新ができるため、機器自体を刷新する必要がなく大幅なコスト削減も可能となった。
なお、「T-UNIT 3」は中小規模店舗向けに5月13日より募集告知を開始し、6月7日より導入を実施していく。
ヤフーとTポイント・ジャパンは、今後全てのTポイント提携店舗に対し、日本最大級のインターネット企業であるヤフーの総合力と強みをいかし、よりターゲティングされたヤフーの豊富な広告プランや、日本最大級のジオサービス「Yahoo!ロコ」「Yahoo!地図」などともオンライン上で連動できるなど、O2Oを活性化させる施策を多数提供していく予定。
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