SCE、「プレステ4」専用ワイヤレスコントローラーとカメラを発表
PS4専用ワイヤレスコントローラー「DUALSHOCK 4」(画像:ソニー・コンピュータエンタテインメント)【写真詳細】
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は21日、次世代の家庭用据え置き型ゲーム機「プレイステーション 4」(PS4)とともに、専用ワイヤレスコントローラー「DUALSHOCK 4」および専用カメラ「PlayStation 4 Eye」を発表した。
PS4専用ワイヤレスコントローラー「DUALSHOCK 4」は、ユーザーから支持を得ている「プレイステーション 3」専用ワイヤレスコントローラー「DUALSHOCK 3」の基本コンセプト・デザインを踏襲しながら、より快適にゲームを楽しめる機能を搭載した。高感度6軸検出システムおよび本体前面には自然かつ直感的な操作が可能なタッチパッドを採用し、豊かなゲーム体験を提供する。
また、DUALSHOCK 4本体上側には様々な色を表現できる3色のLEDを配置したライトバーを搭載した。これにより、複数のプレイヤーで遊ぶ際にライトバーの色とゲーム内のキャラクターの色を連動させ、自身の操作するキャラクターが簡単に識別できるようになる。また、キャラクターの体力や受けたダメージに合わせてライトバーの色が変化するなど、様々なゲーム情報を直感的に識別することが可能になる。
加えて、DUALSHOCK 4にはスピーカーおよびステレオヘッドホン/マイク端子を新たに搭載した。PS4ユーザーはテレビのスピーカーのみならず手元のコントローラーを通じてゲームの効果音を高音質で楽しむことができる。また、オンラインゲームをプレイする際は、PS4本体に同梱されるモノラルヘッドセットとDUALSHOCK 4を組み合わせることで、ゲームの効果音は手元のコントローラーから出力し、一緒にプレイしている仲間との会話はヘッドセットを通じて行うといった、より没入感のある楽しみ方も可能になる。
さらに、DUALSHOCK 4正面には、DUALSHOCK 3の“SELECT(セレクト)ボタン”および“START(スタート)ボタン”の機能を集約させた“OPTIONS(オプション)ボタン”、およびゲームの楽しみ方の幅を拡げる“SHARE(シェア)ボタン”を新たに搭載した。ユーザーは“SHAREボタン”を利用することで、Ustream(ユーストリーム)などのインターネット中継サービスを通じてゲームプレイを友人に手軽に生中継することが可能。加えて、PS4ではゲームプレイが常時録画されているため、ユーザーは感動のプレイの瞬間を逃すことなく簡単なボタン操作でFacebook(フェイスブック)にアップロードし、すぐに友人と共有できる。従来のようにPCを介して配信する際に映像フォーマットを変換する必要がなく、簡単に共有することが可能。
また、ユーザーはPS4がスタンバイ状態の時に、あるいは専用の充電機を用いてDUALSHOCK 4を充電できるほか、DUALSHOCK 4のUSB端子を利用し、スマートフォンなどの充電機でも手軽に充電することができる。この他に、DUALSHOCK 4の開発においては開発者の意見を取り入れ、コントローラー上側のL2・R2ボタンをより指に馴染む形状に見直し、滑らかな操作感を実現した。また、左・右スティックのセンター復帰精度を向上させ、より正確な入力が可能になった。
新たに開発したPS4専用カメラ「PlayStation 4 Eye」は、対角視野角85度の広角レンズを持った二つの高感度カメラを搭載しており、空間の奥行きまで正確に検出する。これにより、例えばプレイヤーの映像のみを背景から切り取る、あるいはPlayStation 4 Eyeの前でプレイしている2人のプレイヤーの前後関係を把握することなどが可能になり、ゲームの楽しみ方がさらに拡がる。また、4つのマイクを搭載したことで音源の方向を検出することが可能になった。
加えて、ユーザーの顔の画像をあらかじめPS4本体に登録して顔認識ログインすることや、ユーザーの体の動きや音声などで直感的にゲームを楽しむことが可能になる。
さらに、DUALSHOCK 4のライトバーの色でカメラの前にいる複数のプレイヤーの位置を検知判別し、ゲーム内のキャラクターをカメラの前にいるプレイヤーと同じ順番に配置する、あるいは特定のプレイヤーに向かってゲーム内のキャラクターが話しかけるといった、今までにないゲームの楽しみ方を届ける。PlayStation 4 EyeはPlayStation Moveモーションコントローラーにも対応している。PlayStation 4 EyeはPS Moveの動きをより正確に検知し、プレイヤーの動きを今まで以上に忠実にゲームに反映する。
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