博報堂、広告体験プラットフォーム「広告+」をスマホ向けアプリとして提供
博報堂は12日、グループ企業である博報堂プロダクツと博報堂アイ・スタジオとで共同開発した、スマートフォンを従来の広告に“かざす”だけで様々な詳細情報やサービスコンテンツをユーザーに提供する広告体験プラットフォーム「広告+」を2013年2月18日にサービスインし、iPhone用アプリの提供を開始すると発表した。
「広告+」では、無料でダウンロードできるiPhone用アプリを用いて、TVCM、新聞や雑誌広告、野外の看板、ポスター、パッケージなどにiPhoneをかざして画像認識させることにより、自動で広告主が指定するWEBコンテンツを表示し、閲覧者に便利な情報や特典などを提供できるプラットフォーム。
同プラットフォーム及びアプリは、広告主により詳細なサービス情報を発信する機会を創出し、ユーザーは楽しみながらより深い情報を取得できる、広告効果を向上するソリューションとなっている。
「広告+」では、NECが開発した画像認識技術「GAZIRU」の利用により、広告主が掲出中の広告出稿のスタイルを変えたり、広告にQRコードや特別な画像を新たに付加することなく「広告+」に現在出稿している広告の情報を登録するだけでサービスが利用でき、映像を含めたあらゆる広告を対象とすることが可能となっている。
また、スマートフォンのGPS機能等の活用によって、ユーザーが広告に接触した時期や場所に応じて最適なサービスや情報を提供・発信することが可能となっており、同一の広告物からであっても時期・場所によって異なるサービスコンテンツを提供することができる。
博報堂は、「広告+」サービスイン後も、広告主、ユーザー双方の視点から広告の価値に大きな「プラス」を与え、広告の持つパワーを拡大するプラットフォームとして、同サービスのさらなる技術と有効性向上に努めていく。
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