富士ゼロックス、iPad向けの営業支援サービスを提供開始
富士ゼロックスは16日、モバイルワークを支えるソリューション・サービスの一環として、モバイル環境でのドキュメントハンドリングを支援するアプリケーションソフトウェア「モバイル統合アプリケーション for iOS」を、1月30日より販売開始すると発表した。
「モバイル統合アプリケーション for iOS」は、複合機でスキャンした文書やiPadで撮影した画像をアプリケーションに直接取り込み、取り込んだコンテンツを表示・編集し、複合機からのプリントやメールでの送信などの操作がワンストップで行えるアプリケーションソフトウェア。文書などの取り込み、編集、サーバーへの格納、出力、メール送信など、モバイル環境で要求されるドキュメントハンドリングの機能を統合することで、これまで煩雑だったさまざまな機能を容易に操作できるようになった。
具体的には、視認性の高い文書のサムネール表示や、ドラッグ&ドロップ操作でのファイルの移動・コピーなど、パソコン上でのユーザーインターフェイスをタブレット端末上で再現し、フリック操作でのページめくりなどの直観的な操作を実現。また、フォルダーを作成して用途別にファイルを整理することも可能。
また、iPadに取り込んだPDF文書や画像ファイルに対し、手書き文字の書き込みやマーカーラインを引くことができる。ファイルにコメントを入れて保存したり、メール送信して修正を指示したりといった使い方が可能。DocuWorks文書については、DocuWorks Viewer Light for iPhone / iPadと連携することで、文書の閲覧や付箋などのアノテーションを使った編集を行うことができる。
さらに、iPadに保存してある文書ファイルをオフィス内のデジタル複合機に出力できる。また、紙文書をデジタル複合機でスキャンし、電子化してiPadに取り込むことも可能。紙文書と電子ファイル、どちらも取り扱うことができる。
加えて、文書管理システム「DocuShare(ドキュシェア)」や、クラウドストレージサービス「Working Folder(ワーキングフォルダー)」との連携機能を提供。外出前に社内の「DocuShare」サーバーから必要な文書を取出し、外出先で「Working Folder」に接続して社内外との文書の受け渡しをするといった使い方が可能で、特定の場所にしばられることのないモバイルワークによる情報共有を実現し、迅速な意思決定を支援する。
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