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情報通信研究機構、多言語音声翻訳アプリを一般公開 23言語に対応

日時: 2012年07月20日 16:06

「VoiceTra4U-M」のアイコン(左)と起動画面(右)(画像:情報通信研究機構)

「VoiceTra4U-M」のアイコン(左)と起動画面(右)(画像:情報通信研究機構)【写真詳細】

 独立行政法人情報通信研究機構(NICT)のMASTARプロジェクトは、世界23か国、26の研究機関と連携した研究共同体「ユニバーサル音声翻訳先端研究コンソーシアム」(U-STAR)において、国際連携による自動音声翻訳システムの研究開発を進めている。今回、U-STARは、NICTが国際標準化したネットワーク型音声翻訳通信プロトコルを用いて、世界人口の約95%をカバーする「多言語音声翻訳システム」(2012年6月現在:23言語、うち音声入力17言語)を構築。そして、同システムの実証実験を行うため、7月18日に、iPhone向け多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra4U-M」を一般公開した。

 多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra4U-M」の特徴は、「23言語・5人で・同時に」会話ができること。「特に、翻訳・通訳の需要が高まるであろうロンドン五輪の開催期間中は、この“VoiceTra4U-M”を利用して、より多くの方に言語の壁を越えたコミュニケーションをとっていただきたいと期待している」とNICTはコメントしている。

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