音楽制作からライブ演奏までストレスなくシームレスに作業できるプロ用シンセサイザーを発売
上から『FANTOM 8』『FANTOM 7』『FANTOM 6』【写真詳細】
ローランド株式会社は、ミュージシャン/クリエーターに理想的な制作環境を提供する新しいコンセプトのシンセサイザー『FANTOM 8』『FANTOM 7』『FANTOM 6』を、2019年9月6日(金)に発売します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/192529/LL_img_192529_1.jpg
上から『FANTOM 8』『FANTOM 7』『FANTOM 6』
ヒップホップやR&B、EDMなどのエレクトロニック・サウンドを多用する音楽の人気が高まり、ポップ・ミュージックの演奏や制作にシンセサイザーをはじめとする電子楽器は必要不可欠となっています。また、ライブ・ステージにおいては、ステージ上の複数の機器をまとめてコントロールしてキーボード・システムの核となる「マスター・キーボード」の重要度が高まっています。今回、発売する『FANTOM』シリーズは、強力な音源や多彩な機能をストレスなく作業できる優れた操作性と演奏性、さらにはスタジオや自宅のパソコンでの音楽制作環境とも統合できるシームレスな拡張性を備える、新しいコンセプトのシンセサイザーです。
従来の多機能シンセサイザーの多くは、機能ごとにモードが用意され、操作に戸惑ったり、機能的な制限に悩まされることがありました。『FANTOM』シリーズのインターフェースは、モードの区分けを排除した設計で、どの機能がどのモードで動くかといった心配はありません。操作は本体のタッチ・スクリーンや、豊富なノブ/スライダーで感覚的に行うことが可能。音楽制作からステージでの演奏まで、どのワークフローにおいても望みのサウンドや機能を自在に使ってクリエーティブに作業を進めることができます。
音源部は、アコースティック楽器の音色を高精細に再現するPCMと、アナログ・シンセサイザーならではの独特な表現を実現したバーチャル・アナログ(VA)をあわせ持つ新開発の「ZEN-Core」を採用。PCMとVAを融合させた、オリジナルの音色作りも可能です。音色やエフェクトの設定などは、16パート分の楽器を一括で管理する「シーン」に登録して瞬時に呼び出すことが可能。曲中に「シーン」を切り替えても音が途切れることはなく、集中して演奏することができます。さらにピアノには、ローランド最高峰のピアノ音源である「V-Pianoテクノロジー」を採用し、繊細かつレスポンスの良い美しい音色を、アコースティック・ピアノ同様にフル・ポリフォニー(すべての鍵盤で同時発音可能)で表現。
88鍵モデルの『FANTOM 8』には、アコースティック・ピアノの演奏感を再現する「PHA-50ハイブリッド鍵盤」を、『FANTOM 7』と『FANTOM 6』には、新たに設計したセミウェイテッド鍵盤を採用し、演奏者のタッチを正確に表現します。
『FANTOM』は、パターン単位で音楽を組み立てるシーケンサーを搭載。ドラム、ベースやピアノのフレーズをパターンとして録音し、それらを並べて素早くイメージ通りに作曲したり、操作ひとつでパターンを再生して演奏に活用することができます。
また、『FANTOM』は外部機器との連携にも優れています。本体には他のアナログ・シンセをコントロールできるCV/GATE端子を装備。『FANTOM』のサウンドと外部シンセの音を重ねて厚みのある音を作ることができます。さらに、MainStageやLogic Pro XなどApple社のソフトウェアとの連携にも対応。たとえば、『FANTOM』のタッチ・スクリーンでソフトウェア音源をコントロールするなど、『FANTOM』を中心にフレキシブルに統合したシステムを構築することができます。
製品プロモーション動画: https://youtu.be/XzgHs8V0eY0
●こんな方にオススメ
・アイデアやインスピレーションをすぐ曲制作に反映できる直感的な作業環境と、プロ・クラスの音色を求めるミュージシャン/クリエーター
●ここがポイント
・新開発音源、シンプルでストレスフリーの操作、創造性を刺激する機能と拡張性を備えた新しいタイプのシンセサイザー
品名/品番 :シンセサイザー 『FANTOM 8』
『FANTOM 7』
『FANTOM 6』
価格 :すべてオープン価格
発売日 :2019年9月6日(金)
初年度販売予定台数(国内/海外計):計7,000台
■煩雑な準備や作業のフラストレーションを解消するシームレスな操作性
『FANTOM』の大きな特長は、シンプルで一貫した作業のワークフローです。作業時の混乱を招く機能別のモードや、音質的な制限によるフラストレーションは『FANTOM』にはありません。音色や機能を使うすべての場面で迷わずに作業を進めることができるシームレスな設計です。本体にはタッチ・パネルを備え、音色やエフェクトの設定を感覚的に調整することが可能。シンセサイザーの音作り専用ノブも配置され、どのような作業時でも音色の調整を行えます。
感覚的な操作に対応するタッチ・パネル
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シンセサイザーの音作り専用ノブ
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■表現の可能性を全方位に広げる新開発の音源「ZEN-Core」
『FANTOM』の音源部には、ローランドが長年培ってきたバーチャル・アナログとPCMを兼ね備えた新開発の「ZEN-Core」により、エレクトロニックからアコースティックまで、ミュージシャン/クリエーターにインスピレーションを与えるさまざまなサウンドを搭載。アナログ・シンセ同様にスムーズな波形の動きや応答速度も実現しています。エレクトロニックとアコースティックを重ねたり、外部ソフトウェア音源の音色とミックスしてハイブリッドなサウンドを作り上げることもできます。
また、ピアノには音色のみならずアコースティック・ピアノ同様の演奏フィーリングを実現した「V-Pianoテクノロジー」を採用。あらゆるタイプの音楽制作にプロ・クオリティの音色で作業を行うことができます。
『FANTOM』は、オシレーター、フィルター、アンプ、LFOなどを従来以上の高解像度(1,024段階)に調整することができます。仕上げた音色のエフェクト設定なども含めて16パート分を一括して管理できる「シーン」機能を新たに搭載。複雑な設定も「シーン」で瞬時に呼び出して、すぐ演奏することができます。曲の途中で「シーン」を切り替えても音の途切れは一切ないので、気を取られることなくパフォーマンスに集中できます。
さらに、『FANTOM』はステレオのアナログ・フィルターを搭載し、本体音源の音色のみならず、外部音源の音色に対してアナログ・フィルター独特の効果を加えて温かみのある音色を作ることができます。
■演奏者の意図を正確に表現するプレイアビリティに優れた鍵盤
制作作業や演奏に集中するには、鍵盤の演奏感も重要な要素です。
『FANTOM 8』にはアコースティック・ピアノの鍵盤タッチを克明に再現する「PHA-50ハイブリッド鍵盤」を、『FANTOM 7』と『FANTOM 6』には、新たに設計したセミウェイテッド鍵盤を搭載しています。いずれもアフタータッチに対応し、安定性にも優れた鍵盤は演奏表現の幅を広げます。
『FANTOM 7』のセミウェイテッド鍵盤
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■パソコン/ソフトウェアと統合したシステム構築
本体のみでプロ・レベルのパフォーマンスを実現する『FANTOM』ですが、外部機器との連携によりさらに可能性を広げることができます。Apple社の音楽ソフトウェアMainStage、Logic Pro X、GarageBandと連携させて、パソコンに触れることなく『FANTOM』のタッチ・スクリーンからソフトウェアのパラメーターを操作することも可能。さらに、『FANTOM』のオーディオ・インターフェース機能を使って本体とソフトウェアの音色を重ねたり、ソフトウェアの音色に『FANTOM』 のアナログ・フィルターの効果を加えることができます。外部機器を本体機能と統合させた、高次元な環境の構築を実現します。
Apple社MainStageとの接続イメージ
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■製品写真
『FANTOM』シリーズ
上から『FANTOM 8』『FANTOM 7』『FANTOM 6』
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『FANTOM 8』
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『FANTOM 7』
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『FANTOM 7』背面デザイン
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『FANTOM 6』
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感覚的な操作に対応するタッチ・パネル
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シンセサイザーの音作り専用ノブ
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『FANTOM 7』のセミウェイテッド鍵盤
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『FANTOM 8』
●外形寸法:1,432(幅)×439(奥行)×153(高さ)mm
●質量 :27.7kg
『FANTOM 7』
●外形寸法:1,296(幅)×403(奥行)×106(高さ)mm
●質量 :17.7kg
『FANTOM 6』
●外形寸法:1,084(幅)×403(奥行)×106(高さ)mm
●質量 :15.3kg
※ 製品画像は、ニュースリリース・ページ https://www.roland.com/jp/news/0842/ よりダウンロードいただけます。
※ 製品の詳細につきましては、ローランド・ホームページにてご確認ください。
https://www.roland.com/jp/products/fantom_series/
※ 文中記載の会社名および製品名などは、各社の登録商標または商標です。
※ このニュースリリースに掲載されている製品情報や発売時期などは、発表日現在の情報です。
発表日以降に変更される場合もありますので、あらかじめご了承ください。
【製品に関するお客様のお問い合わせ先】
ローランド株式会社
お客様相談センター:050-3101-2555
プレスリリース情報提供元:@Press
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