- ホーム >
- プレスリリース >
- 株式会社ALBERT
ALBERT、Deep Learningによる画像解析サービスを開始~最先端の機械学習手法により、大量の商品画像に対するタグ付けを自動化~
株式会社ALBERTは、最先端の機械学習手法であるDeep Learning(ディープラーニング)を用いて大量の画像を解析し、自動的にタグ付けするサービスの提供を開始しました。
株式会社ALBERT(アルベルト、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:上村崇、以下ALBERT)は、最先端の機械学習手法であるDeep Learning(ディープラーニング)を用いて大量の画像を解析し、自動的にタグ付けするサービスの提供を開始しました。
これまでECサイトなどでは、商品を検索したり分類したりするために、大量の商品画像を人手で確認し、カテゴリや形状、色やテイストといった情報を付与しており、多大な時間的、経済的コストがかかっていました。また、画像の数が増えれば増えるほど抜けや漏れなどのヒューマンエラーが発生し、精度が落ちるという問題が発生していました。
ALBERTではこの問題を解決する為に最先端の機械学習手法であるDeep Learningを活用し、人手を介さずに大量の画像に対して自動的にタグ付けを行なうシステムを開発し、大幅なコスト削減と精度の向上を実現します。
■Deep Learning(ディープラーニング)とは
人間の脳神経の働きをモデル化したユニットを多層的に配置することで、人間の脳の働きを再現したニューラルネットワークの一種です。
ニューラルネットワークは入力層~隠れ層~出力層から構成されるモデルです。隠れ層は入力に対して従来人間が行なってきた「特徴量」を抽出します。出力層はこの特徴量にもとづき、識別した結果(例えばtrue/falseや該当確率)を出力します。
Deep Learningは、隠れ層を何層にも重ねることで、低次の特徴量から高次の特徴量を自動的に抽出し、人間の視覚認知に極めて近い認識能力を発揮します。
ALBERTでは入力画像をピクセル単位に分解して低次特徴量(RGB値やγ値)を抽出し、最終的には9層~10層の隠れ層による高次特徴量の抽出を経て、入力画像がどのような意味(タグ)を持つかを判定しています。
ALBERTのデータ分析部R&Dセクションでは、理化学研究所脳科学総合研究センターで神経科学、特に高等動物の高次視覚野に関する研究に携わったメンバーを中心に、Deep Learningの継続的な研究開発を行なっています。
■サービス概要
本サービスは、主にアパレルにおける自動タグ付けに強みを持つサービスとして提供いたします。利用企業が、商品画像をALBERTが用意するAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)サーバーにアップロードすると、それらの画像を自動的に解析し、基本ファッション用タグ(カテゴリ/形状/色/柄/素材/感覚表現など約200種類)を付与したファイルを生成することができます。
現状におけるカテゴリ(トップス/ボトムス/インナー/レディース/メンズ/ティーンズ/キッズなど)、形状(Tシャツ/カットソー/半袖など)、色や柄(無地/ボーダー/水玉など)などの識別精度は人力で行なった際と同等以上を達成しています。
更に、基本ファッション用タグ以外のタグを付与したい場合は、タグマスターとタグ付き学習用画像があれば、Deep Learningによりモデルを再学習し、利用企業専用のタグ(オプションタグ)に対応した結果を生成することができます。
■ご利用シーン
【商品データベース構築時のタグ付与作業のコスト低減、精度向上】
人手で行なっていた作業を機械化できることで圧倒的なコスト低減と精度向上が可能です。
【マーケティング分析での利用】
色や模様に加え、「かわいい」「エレガント」といったテイストを付与できるため、ファッショントレンドの把握など、従来難しかった切り口での分析が実現できます。
【検索漏れによる機会損失防止】
人間が行なうと認識しきれずにタグ付けが漏れてしまうといったヒューマンエラーが発生し、検索キーワードにヒットしないといった問題が起こる可能性があります。Deep Learningによる自動タグ付けで、このような機会損失を極小化することができます。
【商品レコメンデーションへの応用】
従来の協調フィルタリングのような手法では、全く新しい商品は推薦されにくいといった問題がありましたが、タグをベースに推薦することで、「過去に購入したことのある商品とテイストが似ているものを推薦する」といった応用が可能になりました。
ALBERTは今後も“分析力”と“システム開発力”を強みとするデータサイエンティスト集団として、市場のニーズに耳を傾け、ビッグデータ領域における最適なソリューションを提供することで、クライアントのデータ資産を企業価値の向上に繋げる支援を続けてまいります。
■株式会社ALBERT
2005年7月設立。事業コンセプトは『分析力をコアとするマーケティングソリューションカンパニー』。
高度なマーケティングソリューションを提供するためのコアコンピタンスである『分析力』は、アナリティクス領域における、「マーケティングリサーチ」「多変量解析」「データマイニング」「テキスト&画像解析」、エンジニアリング領域における、 「大規模データ処理」 「ソリューション開発」「プラットフォーム構築」「最適化モデリング」の8つのテクノロジーで支えられています。8つのテクノロジーには豊富な実績に裏付けられた、ALBERT独自のアルゴリズムや手法が用いられており、優位性を確保しています。
【会社概要】
社 名 : 株式会社ALBERT
所在地 : 東京都新宿区西新宿1-26-2
TEL: 03-5909-7510/FAX: 03-5909-7569
設立日 : 2005年7月1日
代表者 : 代表取締役社長 上村崇
証券コード: 3906(東京証券取引所マザーズ)
事業内容 : マーケティングプラットフォーム
・smarticA!DMP
-データマイニングエンジン(レコメンドエンジン)
-キャンペーンマネジメント
-行動ターゲティング広告システム
-統合データウェアハウス(DWH)
-統計解析ソフトウエア
-BIツール
・分析プラットフォーム構築サービス
アナリティクス・コンサルティング
・分析コンサルティング
・顧客分析 / 商圏分析 / 商品分析 / 広告分析
・データサイエンティスト養成講座
U R L : http://www.albert2005.co.jp/
【本サービスに関するお問い合わせ先】
株式会社ALBERT(アルベルト) パートナーサポート部
TEL: 03-5909-7525/FAX: 03-5909-7569
Email: sales@albert2005.co.jp
プレスリリース情報提供元:ValuePress!
スポンサードリンク
株式会社ALBERTの記事
- ALBERT × コマースリンク共催セミナー BtoCの事例から学ぶ デジタルマーケティング実践講座 ~顧客分析&広告配信でのデータ活用とは~
- ALBERT、人工知能(AI)を活用した新製品 「Gripper(グリッパー)」の提供を開始 ~顧客をつかむAI。自動ターゲティングサービス~
- ALBERT、日本マイクロソフト株式会社と共同でMicrosoft Azureと人工知能・機械学習技術を融合した、ビッグデータ活用ソリューションを積極展開
- ALBERT、テクノプロ社とデータサイエンティスト派遣事業で協業 ~テクノプロ・グループの顧客企業を対象に、共同でデータ分析コンサルティングを実施~
- ALBERT、大広社と新たなロイヤル顧客指標を提供するデータプラットフォーム「カスタマート」を開発~ダッシュボードを活用し迅速なシナリオ設計をサポート~
IT・テクノロジーの最新プレスリリース
- 『FANZA動画 10円セール』第3弾スタート!9月17日(水)から19日(金)まで!全10商品を10円で購入可能に
- 天空、2画面クラムシェル型Android搭載ポータブルゲーム機 「AYANEO Pocket DS 国内正規版」を12月上旬に発売
- 天空、デュアルスクリーン採用のWindows小型ノートPC「AYANEO FLIP 1S DS 国内正規版」を11月中旬に発売
- 華の会メール「恋愛コラム」~彼が落ち込んだときポジティブな彼女ができること~
- 【調査レポート】ビジネスフォン導入理由の7割は「移転・老朽化」― 2025年夏期、中小企業の問い合わせ分析
- イー・エージェンシー、Google Cloud・生成AIに強いMBKデジタルと業務提携─Google アナリティクス導入支援とクラウドソリューションの連携強化
- シモジマが運営するECサイト『シモジマオンラインショップ』の導入事例を追加
- 東急とアジラ、資本業務提携を経て協業にさらなる進展 ~渋谷エリア広域にわたるDXを目指し新たに3物件での実証実験を開始~
- 【GALLERIA】 ぶいすぽっ!カスタムが今年も開催決定 東京ゲームショウ2025 ステージイベント一部公開
- 同人情報メディア「いきぬき亭」2025年8月に月間10万PVを突破!サービス開始から1年半で過去最高を記録