2024年第1四半期におけるスマートフォンコロンビア市場の出荷量を発表〜前年同期比27%で、2022年第2四半期以来最高の伸びに〜
2024年第1四半期におけるスマートフォンコロンビア市場の出荷量を発表〜前年同期比27%で、2022年第2四半期以来最高の伸びに〜【写真詳細】
カウンターポイント・リサーチ・エイチ・ケー (英文名: Counterpoint Research HK 以下、カウンターポイント社)は、2024年第1四半期におけるスマートフォンコロンビア市場の出荷量は、前年同期比27%成長したという調査結果を含むMarket Monitor Serviceによる最新調査を発表致しました。
Samsungは前年同期と比較して、シェアをほぼ半分失いましたが、なお22%のシェアでスマートフォンコロンビア市場のリーダーの地位を維持しています。Samsungを追うのはMotorolaとXiaomiで、Motorolaの成長は最も大きく、市場全体の伸びの60%は同社が獲得し、2024年第1四半期のシェアは16%に達しました。また、TECNOは初めてトップ5社に食い込み、2024年第1四半期のシェアは10%となりました。
スマートフォンコロンビア市場動向に関して、カウンターポイント社リサーチアナリストAndres Silva氏は次の通り述べています。
「この四半期に前年比で数字が伸びたことの根底には、去年の出荷数量が極めて低かったことがある。それに加えて市場の寡占状態が解消し、Samsungのような既に認知されているメーカーが苦戦したものの、TECNO等の新規参入組がシェアを伸ばした。さらに、キャリアは5Gサービスの提供を開始し、対応機種も出てきている。2024年第1四半期の出荷量は、母の日に備えて流通在庫を積み増す動きも含まれている。」
前四半期との比較において、スマートフォン出荷量は29%伸びており、通常第4四半期の歳末シーズンにみられる出荷上昇よりも大きな伸びとなっています。コロンビアの通貨ペソの対米ドルレートは3,800~3,900で安定しており、輸入業者はこれまでより安定した為替レートの下で事業が可能となっています。合わせて、インフレが減速し、中央銀行が金利を引き下げはじめたことも、経済に好影響を与えている状況です。
図: スマートフォンコロンビア市場出荷量シェア・2023年第1四半期と2024年第1四半期の比較
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3Nzc0NSMzMzk5NDEjNzc3NDVfdXRRSHV4blBPVC5wbmc.png ]
出典: カウンターポイント社Q1 2024 Market Monitor
コロンビアスマートフォン市場における主要メーカーの2024年第1四半期業績分析
・Samsungの出荷量は、市場全体が成長したにも関わらず、前年同期比28%落ち込みました。同社のエントリーレベル機種であるGalaxy A05シリーズは、需要の変化を掴めなかった形です。Samsungのユーザーは高価格帯に移行しており、高性能ながらコストパフォーマンスに優れたGalaxy A14やA15シリーズを買い求めたことが主な要因です。
・Xiaomiはキャリアが提供する販売チャンネルで成長しました。Redmi Note 12Sの需要は前身機種のRedmi Note 11Sを上回り、一方で、Redmi 13Cは同社のベストセラーになりました。一般の流通チャンネルにおいては、Redmi Note 13の4G版が同社の成長に貢献しました。
・Motorolaの5G対応機の出荷量は2023年12月の輸入禁止措置の影響を受けており、それでも同社は2024年第1四半期は150~249米ドルの価格帯に注力したことで、コロンビア国内での市場競争を戦っています。
・OPPOは、A38とA58の出荷により同社のシェアを1%改善しました。
・TECNOは、Samsungがエントリーレベルのモデルを更新できていない市場の隙をついて、この価格帯にSpark 20Cを投入しました。TECNOの伸びはオフラインである路面店のチャンネルが支えています。
本プレスリリースに関する詳細並びに情報は、こちらからご覧いただけます。
https://www.counterpointresearch.com/research_portal/latam-smartphone-market-q1-2024-highlights/
今回の発表は、チャネル情報、POSデータ、ディストリビューターアンケート調査、公開データなどボトムアップデータソースとトップダウンリサーチの組み合わせによるカウンターポイント社独自の調査方法で実施したものです。 (調査時期:2024年1月1日~2024年3月31日)
【カウンターポイント社概要】
Counterpoint Research HKはTMT(テクノロジー・メディア・通信)業界に特化した国際的な調査会社である。主要なテクノロジー企業や金融系の会社に、月報、個別プロジェクト、およびモバイルとハイテク市場についての詳細な分析を提供している。主なアナリストは業界のエキスパートで、平均13年以上の経験をハイテク業界で積んだ経験を持つ。
公式ウェブサイト: https://www.counterpointresearch.com/
プレスリリース情報提供元:ValuePress!
スポンサードリンク
Counterpoint Research HK Limitedの記事
モバイル・アプリの最新プレスリリース
- WiFiストア限定キャンペーンのお知らせ!WiFiストアの経由で「どんなときもWiFi MAXプラン」をクレジットカードで申込むと、通常3,300円の事務手数料が無料に。10月31日(木)より
- BIGLOBEが新たにスマートフォン3機種を提供開始 ~個性あふれるデザインが特徴的なシャープ製スマートフォンなどをラインアップに追加~
- -メタバース空間「バーチャル志摩グリーンアドベンチャー」で実証実験-
- 高知市内の観光に便利な特典付き1日乗車券「MY遊バス」桂浜券・五台山券のモバイルチケットを販売開始
- eSIM、SIMカードなどの通信商材がお得に買える!『GlocalShop』の会員様が対象の「いつでも5%OFF」がスタート
- 『ラストクラウディア』×『オーバーロード』新ユニット「シャルティア・ブラッドフォールン」登場!!
- “片手1秒”スマホ着脱が超簡単なショルダーストラップ「GEAR Shoulder」の予約支援購入を12月30日まで実施!
- 『ラストクラウディア』×『オーバーロード』本日よりコラボイベント開催!!
- ネオス、next Soundと共同開発した空間オーディオ技術【8Way Audio】をシャープ製スマートフォンに世界初搭載
- 2024年上半期スマートフォングローバル市場におけるIDH・ODMによるスマートフォン出荷量を発表〜前年同期比6%増加し、Longcheerが市場をリード〜