Interop Tokyo 2024 にIOWN関連技術などを出展
<触覚伝送 over APN「OPEN HUB Window」の概要>【写真詳細】
ドコモグループの法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開するNTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)は、2024年6月12日(水)~14日(金)に幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2024」に出展します。
展示ブースでは、NTT グループが推進しているIOWN※1構想にもとづいた実証実験のご紹介や講演を通じて、IOWNの最新技術を体感いただけます。今回NTT Comは国内で初めて、光電融合技術を用いたOpen APN※2※3をマルチベンダー構成かつ400Gbpsで相互接続する動態展示などを実施します。
また、各社が機器を接続してネットワークを構築するプロジェクト「ShowNet」へ参加します。
1.ブース出展内容について
(1)Open APN技術を採用したマルチベンダー相互接続
【協力:Molex LLC、Ciena Corporation、日本電気株式会社、富士通株式会社、VIAVIソリューションズ株式会社】
ShowNetの400Gbps光波長パスを経由し、光電融合デバイス、Whiteboxトランスポンダなどの最新製品を採用し、IOWN Global Forumのアーキテクチャにもとづいたオープン標準のOpen APNによるマルチベンダー環境を相互接続しました。この動作や遠隔監視の実証環境を国内で初めて展示します。
(2)触覚伝送 over APN 「OPEN HUB Window」
幕張メッセ会場と「OPEN HUB Park」※4をAPNで接続し、NTT社会情報研究所の触覚伝送デバイスを活用し、遠隔地から音楽・映像・触覚をリアルタイムで伝送します。遠隔コミュニケーションに触覚伝送を組み合わせた体験ができます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/397642/img_397642_1.png
<触覚伝送 over APN「OPEN HUB Window」の概要>
(3)「Green Nexcenter(R)」※5
生成AIに必要なGPUなど高発熱サーバーに対応した超省エネ型データセンターサービス「Green Nexcenter(R)」のご紹介と、Direct Liquid Cooling(液冷方式)のサーバー機器、APN専用線によるデータセンター間接続についてもご紹介します。
(4)GPU over APN
生成AIの基盤に必要なGPUストレージの活用においては、複数GPU間の高速通信が不可欠です。距離の離れた異なるデータセンター間を高速かつ低遅延なAPNで接続し、計算資源やデータを最適配置して、GPUクラウドを柔軟に実現できる環境を展示します。
(5)リモート“バーチャル”プロダクション
【出展:西日本電信電話株式会社(以下 NTT西日本)、バルス株式会社】
幕張メッセ会場とNTT Comの東京「OPEN HUB Park」およびNTT西日本の大阪「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)※6」の3拠点をAPNで接続し、幕張メッセとQUINTBRIDGEにいる出演者と、OPEN HUB ParkのVTuberがあたかも同じ場所で収録しているような映像を制作・配信し、新しい体験空間を展示します。
上記に加え、安心・安全・簡単につながるセキュリティ一体型のネットワークサービス「docomo business RINK」、法人向け5G 総合コンサルティングサービス「docomo business プライベート5G」、Global InfoSec Awardsにおいて5部門で受賞したOT・生産現場向けセキュリティソリューション「OsecT(オーセクト)」などの展示も行います。
展示詳細:別紙1参照
2.ShowNetへの参加について
NTT ComはOpen APNや100Gのインターネット接続(Super OCN Flexible Connect)、SDPFクラウド/サーバー、ローカル5G※7、Smart vLiveなどを提供します。
3.Interop基調講演
タイトル:「IOWN」始動
日時:6月14日(金)13:20~14:00
場所:RoomKB
講師:イノベーションセンター IOWN推進室/エバンジェリスト 林 雅之
内容:NTT ComのIOWN構想へのこれまでの取り組み、今後の展開やIOWNがもたらす社会や産業の未来像についてお話します。
4.Interop Tokyo 2024開催概要
名称:Interop Tokyo 2024
期間:2024年6月12日(水)~14日(金) 10:00-18:00 ※最終日は17:00まで
場所:幕張メッセ
NTT Comブース位置:ホール6出入口付近(6M04・6M08・6M09)
イベントオフィシャルサイト:https://www.interop.jp/
NTTドコモ、NTT Com、NTTコムウェアは、ドコモグループの法人事業を統合し、法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開しています。「モバイル・クラウドファースト」で社会・産業にイノベーションを起こし、すべての法人のお客さま・パートナーと「あなたと世界を変えていく。」に挑戦します。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/397642/img_397642_2.png
https://www.ntt.com/business/lp/docomobusiness.html?rdl=1
NTT Comは、事業ビジョン「Re-connect X(R)」にもとづき、お客さまやパートナーとの共創によって、With/Afterコロナにおける新たな価値を定義し、社会・産業を移動・固定融合サービスやソリューションで「つなぎなおし」、サステナブルな未来の実現に貢献していきます。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/397642/img_397642_3.png
https://www.ntt.com/about-us/re-connectx.html
※1:IOWN構想とは、最先端の光技術などを使って豊かな社会を創るためのネットワーク基盤構想のことです。「IOWN(R)」は、日本電信電話株式会社の商標または登録商標です。
※2:APNとは、ネットワークに接続されるあらゆるデバイスを対象としてすべての情報伝送と中継処理をフォトニクスベースへ転換し、端末・ユーザー・サービスごとに光パスを波長単位で柔軟に提供するネットワークです。
※3:Open APNとは、IOWN Global Forumで提案されているフォトニックネットワーキングのオープンアーキテクチャであり、さまざまな拠点間を光波長パスでダイレクトに接続することを可能としたネットワークです。同等な機能の一部が2024年3月1日に提供開始したAPN専用線プランpowered by IOWNに使われています。
※4:NTT Comが2022年2月に開設した最先端技術を備えたワークプレイスです。
※5:超省エネ型冷却環境を実現するデータセンターで、液冷方式のサーバー機器に対応しています。
※6:QUINTBRIDGEは、NTT西日本が運営するオープンイノベーション施設です。企業・スタートアップ・自治体・大学などが自由に交流し、それぞれの思いやアセットを共有しながら共創を進め、実社会での活用をめざします。
https://www.quintbridge.jp/
※7:ShowNetでは、日商エレクトロニクス株式会社の協力のもと、国内で初めてCelona社のローカル5G システムの実機を展示します。
プレスリリース情報提供元:@Press
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