日本発コンテンツを海外へ!CMAF対応「EdgeCaster4K」小型映像配信エンコーダに北米方式「CEA-608」および「CEA-708」の字幕表示機能を追加

日時: 2020年11月17日 14:00

発表:レクセル日本株式会社

日本発コンテンツを海外へ!CMAF対応「EdgeCaster4K」小型映像配信エンコーダに北米方式「CEA-608」および「CEA-708」の字幕表示機能を追加

日本発コンテンツを海外へ!CMAF対応「EdgeCaster4K」小型映像配信エンコーダに北米方式「CEA-608」および「CEA-708」の字幕表示機能を追加【写真詳細】


好評販売中の当社超低遅延CMAF規格対応リアルタイム映像配信エンコーダ「EdgeCaster4K」に北米方式の字幕表示機能を追加しました。米クアルコム社製の汎用スマートフォン向けチップを採用し、ライブ映像配信の心臓部であるエンコーダ自体での字幕追加対応を、小型かつ低コストで実現しました。本機能により日本国内のコンテンツ配信者の方が、海外配信をする際に「EdgeCaster4K」を利⽤することで「映像のエンコード」と「映像への字幕挿⼊」の両⽅のプロセスを同時に簡単に⾏うことが可能となります。また、北米規格「CEA-608」および「CEA-708」の字幕表示方式に対応していることから、北⽶は勿論、当規格を採用している多くの国々のテレビなどの受信機でも英語等の字幕を問題なく表示できます。

映像配信とIoTの両分野で、世界最先端の技術とソリューションズをイベント興行主、ライブ配信事業者、放送局、情報通信サービス事業者に対して提供するレクセル日本株式会社(所在地:東京都荒川区、代表取締役:穎川 廉)は、2020年11月17日(火)より、当社「EdgeCaster4K」映像配信エンコーダに北米方式の字幕表示規格「CEA-608」および「CEA-708」対応機能を追加いたしました。

▼「EdgeCaster4K」映像配信エンコーダ製品紹介|レクセル日本株式会社公式ウェブサイト:http://www.rexcelgroup.com/jp/#product


■北米方式の字幕表示システムをリアルタイム映像配信エンコーダに追加
「EdgeCaster4K」は、動画を実況撮影や録画再生速度と同じ速さでエンコード(データをコード化)する際に用いるリアルタイム映像配信エンコーダです。2019年8月の販売開始以降、小型で低消費電力、低コストながらも4K解像度の高品質なコンテンツ、超低遅延CMAF規格に対応などの優位性が評価され、多くのお客様にご支持いただいています。

このたび、「EdgeCaster4K」映像配信エンコーダに新たな機能として、北米方式の字幕表示システム規格である「CEA-608」および「CEA-708」を追加しました。これにより、字幕挿入の手法が簡単、かつ、当規格を採用している多くの国々で市販されているテレビなどの受信機に字幕が問題なく表示されることを実現しました(日本国内の日本語字幕挿入システムとは異なります)。また、日本国内においても、当規格に対応しているテレビなどの受信機が市販されているため、ライブ映像配信を用いた遠隔英語教育のシチュエーションなどで本機能が活躍するでしょう。


■エンコーダ自体での字幕対応を低コストで実現
市場にはさまざまなエンコーダ製品がありますが、「EdgeCaster4K」はエンコーダ自体での字幕追加対応を、低コストで実現しました。「EdgeCaster4K」は米クア ルコム社製の汎用スマートフォン向けチップを採用しているため、低コスト、低消費電力、小型化を実現しています。


■日本発のコンテンツをインターネットで世界に届けたいという想いから開発
コロナ禍により在宅時間が増えるなか、インターネットでの映像配信がトレンドの一つとなっています。インターネットでの映像配信は、テレビ放送と異なり、国境を越えた視聴者を獲得することができます。

ライブ公演の主催者やライブ公演の収録映像を活用した映像の制作・配信事業者等は、制作した映像を海外にライブ配信し、多くの海外視聴者を獲得したいと考えています。そのためには、映像コンテンツの内容が海外の視聴者にも理解してもらえるよう、英語等の字幕を挿入する必要があります。

しかし、日本の字幕表示システムはガラパゴス的システムであり、日本国外の受信機(インターネット接続が可能なテレビ等)は、日本の字幕表示システムに対応していません。日本発の配信コンテンツの字幕を海外の視聴者に見えるようにするためには、その字幕の表示システムを世界で広く受け入れられている北米規格「CEA-608」および「CEA-708」の字幕表示方式に対応する形で、海外に配信する必要があります。

「EdgeCaster4K」を利用することで「映像のエンコード」と「映像への字幕挿入」の両方のプロセスを同時に簡単に行うことが可能となります。また、北米規格「CEA-608」および「CEA-708」の字幕表示方式に対応していることから、北⽶は勿論、当規格を採用している多くの国々のテレビなどの受信機でも英語等の字幕を問題なく表示できます。

日本には雅楽や能、狂言といった歴史的な芸術、歌舞伎を始めとする文化、更に各地に伝承される祭りや神事のように、広く世界に発信したいコンテンツが溢れています。このような貴重な日本発コンテンツを世界に広げるため、解説や台詞を英語等の字幕として映像音声情報に加える事でこの課題を解決したいという想いから、本機能の開発と提供にいたりました。

日本発コンテンツの海外展開の促進、日本ブーム創出を通じた関連産業の海外展開の拡大にお役に立てれば幸いです。


【レクセル日本株式会社について】
所在地:〒116-0014 東京都荒川区東日暮里6-51-2 浅間ビル201
代表者:代表取締役 穎川 廉(エガワ レン)
設立:2019年1月
電話番号:03-4500-7524
URL:http://www.rexcelgroup.com/jp/
事業内容:
・スマートシティを構成する技術(AI、基盤ソフトウェア、IoT プラットフォーム等)を構築し、スマートハウス、スマートビルサービスを導入する国内外の情報通信業者、不動産会社、電機メーカー等に提供・販売・保守・運用
・4K 超低遅延IP生放送を構成する技術(送信装置、エッジエンコーダーの基盤技術、受信機向けソフトウェア等)を構築し、国内外の放送局、情報通信業者、動画配信サービス業者等に提供・販売・保守・運用
・知的財産権(著作権、意匠権、商標権等)の取得・使用・利用許諾・維持および管理
・各種カスタム開発、コンサルティング業務
・上記に附帯または関連する一切の業務

【一般の方向けのお問い合わせ先】
企業名:レクセル日本株式会社
担当者名:渡部久憲
TEL:03-4500-7524
Email:info@rexcelgroup.com

プレスリリース情報提供元:ValuePress!

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