人工知能を搭載した類語辞典「ルイタン」の提供を開始しました!

日時: 2019年02月21日 10:00

発表:株式会社ウォーカー

人工知能を搭載した類語辞典「ルイタン」の提供を開始しました!

人工知能を搭載した類語辞典「ルイタン」の提供を開始しました!【写真詳細】

人工知能を搭載した類語辞典「ルイタン」の提供を開始しました!


AIを搭載したシステム開発に取り組む株式会社ウォーカー(所在地:東京都文京区、代表取締役:伊東 雄歩)は、人工知能にWikipediaやTwitterに掲載されている文章を学習させ、検索した時点において検索した単語と使い方が似ている類語・関連語を表示する「新類語辞典 by AI ルイタン」をリリースしました。人工知能の導入により、どのような文体であっても状況に応じて幅広い単語の選択肢を展開することが可能な「新類語辞典 by AI ルイタン」を、様々な文章の作成に携わる方々への助力となるソリューションとして提供します。

2019年2月21日(木)

報道関係各位

株式会社ウォーカー
 

人工知能を取り入れたシステム開発やコンサルティングのほか、ウェブメディアやシステムの設計を手掛ける株式会社ウォーカー(所在地:東京都文京区、代表取締役:伊東 雄歩)は、新類語辞典 by AI ルイタンを、2019年2月21日(木)より提供開始します。


■新類語辞典 by AI ルイタン

https://ruitan.jp/

 

【背景】

メディアの運営管理や執筆業等に取り組む上で、適切な単語選びは誰もが苦労するところです。

同じ様な単語でもニュアンスが異なりますし、同じ単語や言い回しを多用すると表現をしつこく感じたり、くどさを感じたりすることがあります。
 

とりわけ作家や編集者、記者、ライター、ブロガーなど、文章を書くことを生業とされる方々にとって、これらは大変身近な問題です。いかに読み手が淀みなく文章を理解でき、次のページも読みたいと思える文章を作れるかは、その文章の書き手に委ねられているところは多いでしょう。
 

従来の類語辞典では、主に小説家や随筆家、俳句や短歌など、主に言葉を厳格な意味の下に使う方を中心に使用されてきました。しかし昨今はライトノベルをはじめ二次創作やブログなど、平易な文体や砕けた表現を用いて文章を書く方も一般的になってきています。
 

株式会社ウォーカーが提供する「新類語辞典 by AI ルイタン」は、類語辞典に人工知能(AI)を搭載することで、文章を書くあらゆる方を対象にそれらの問題を解決する一助となるべく開発されました。


 

【製品・サービスの概要】

ルイタンの特徴は3つあります。


<3つの特徴>


1:類語辞典に人工知能とWord2Vecを導入

ルイタンには独自の人工知能を搭載し、WikipediaやTwitterで掲載されている文章を日々大量に学習させています。特にTwitterの文章は人工知能に毎週学習させ、定期的にアップデートをしています。学習させた文章中の単語という言語データをWord2Vec(ワードトゥベック)というロジックで数値化することで単語ベクトルを可視化し、各単語が持つ意味の類似度を数値として客観的に計測することができます。

これにより従来の類語辞典としての機能を向上させつつ、若者言葉やネットスラング、芸能人などの固有名詞であっても、それらと類似する単語や関連語を検索することができます。


単語の検索時点において、検索した単語と似ている使われ方をしている単語をWikipediaやTwitterから抽出して表示し、厳格な表現としてはWikipediaでの検索結果を、平易な表現としてはTwitterでの検索結果を参照することで、1つの単語につき数十もの類語や関連語を提供することが可能となりました。


 

2:剛柔幅広く、バラエティに富んだ類語・関連語の選択が可能

WikipediaやTwitterに掲載されている文章を人工知能に学習させることにより、検索時点において、検索した単語と使い方が似ている単語をリアルタイムで表示することができます。

例えばルイタンで「AI」と検索すると、WikipediaやTwitterにおいて「AI」と似た使われ方をする単語が表示されます。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2MDM2OSMyMTYwNjIjNjAzNjlfZEN4ZWtIUGdhci5qcGc.jpg ]

 

加えて日本語WordNetも導入したことで、検索した単語の類語や関連語だけでなく検索した単語の意味も表示されるので、検索した単語を厳密な意味合いの下に使いたい時はWikipediaや日本語Wordnetから、日常的な場合にはTwitterから得られた結果を参照することで、状況に応じた単語の選択ができます。


 

3:単語が持つ意味の加減算が可能

Word2Vecを導入し単語を数値化することで、単語同士の加減算ができるようになりました。これにより、ある単語から特定の意味を取り除いた時、あるいは全く異なる意味を加えた時にWikipediaやTwitterではどのようなニュアンスで表現されるのかを知ることができます。

あるいは単語の意味を反転させたり、複数の単語を足したりした時に得られる結果を調べてみることで、他では決して得られない情報やより繊細でバラエティに富んだ単語を学ぶこともできます。


 

【ルイタンのアップグレード】

現状の機能と精度を向上させながら、新しい辞書として青空文庫やニュースサイトを導入予定です。畏まった表現や広範囲に亘るジャンルの文章、専門用語を人工知能に学習させ、これまで以上に的確な類語・関連語及び表現をユーザに提供し、文章作成における力添えを実現します。

更にTwitterから流行語を抽出する機能を実装し、Twitter上で使われている、生きた流行り言葉をリアルタイムでキャッチすることを目標とします。

また、より身近にルイタンをご利用頂けるよう、LINE botでの展開も目下準備中です。


【今後の展望】

株式会社ウォーカーは人工知能を搭載したシステム開発をはじめ、ウェブサービスの開発や既存の業務システムの改良、ITコンサルティングが可能です。人工知能を導入して既存の業務を効率化・自働化し、より注力すべき業務に最大限のリソースを割けるようなシステム開発を行って参ります。


 

【株式会社ウォーカーについて】

本社:〒113-0034 東京都文京区湯島3-7-5 長坂第2ビル4階B号室

代表者:代表取締役 伊東 雄歩

設立:2015年7月3日

資本金:520万円

Tel:03-5829-6487

Fax:03-5829-6487

URL:https://www.walker.co.jp/

事業内容:人工知能を取り入れたシステム開発やコンサルティングのほか、ウェブメディアやシステムの設計・開発。

プレスリリース情報提供元:ValuePress!

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