TransferJetコンソーシアムが、コンテンツ保護技術 SeeQVault(TM)への対応を発表 SeeQVault対応コンテンツを『簡単に』・『すばやく』転送することが可能に
一般社団法人TransferJet コンソーシアムは、コンテンツ保護技術 SeeQVaultへの対応を実施しました(2015年9月対応完了)。この対応により、TransferJet経由で、SeeQVaultによって保護されたコンテンツを『簡単に』・『すばやく』転送することが可能になり、新たな用途に向けた商品開発を行うことができるようになりました。
「TransferJet技術は、大容量データの高速無線転送に注力しており、高画質映像コンテンツのような大容量データを簡単に高速転送することができます。TransferJet技術がコンテンツ保護技術 SeeQVaultに対応することで、その保護コンテンツを含む様々なコンテンツを扱うことが可能となり、更に向上した使い勝手をユーザーに提供できることになります。」とTransferJetコンソーシアムチェアの松村 広幸氏は述べています。
このコンテンツ保護技術 SeeQVaultへの対応は、TransferJet技術を使用した新たなユースケースを創り、アプリケーションを増やします。テレビ、レコーダー、PC、タブレット、スマートフォンなどのデバイス間で、ユーザーは、SeeQVaultによって保護された高画質映像コンテンツを含む多様なコンテンツを『簡単に』・『すばやく』転送することが可能になります。これは、同時に、サービス提供者、コンテンツオーナー、そしてデバイスメーカーなどにも恩恵をもたらします。そして、ユーザーエクスペリエンスを飛躍的に拡大させ、TransferJet対応機器の価値を高めることでしょう。
「様々な対応機器での再生互換性と強固なセキュリティを同時に実現するSeeQVault技術と、大容量データの簡単・短時間・セキュアな高速転送を実現するTransferJet技術の相乗効果により、放送コンテンツ、アニメ、マンガ、ゲーム、音楽、機密文書などの多様なコンテンツをデバイスを問わず、セキュアに、いつでも、どこでも利用できるための環境が拡がることでしょう」とNSM Initiatives LLC社長の森瀬 真琴氏はコメントしています。
■「SeeQVault」について
「SeeQVault」は、「様々な対応機器での再生互換性」と「強固なセキュリティ」を同時に実現するコンテンツ保護技術で、SDカードや外付けHDDのほか、テレビやレコーダー、PCなどで活用されています。「SeeQVault」メディアに記録されたコンテンツは、対応する様々な機器で、High Definition(HD)画質のまま、放送コンテンツを楽しむことができます。また、「SeeQVault」は、放送コンテンツの他に、アニメ、マンガ、ゲーム、音楽、機密文書などの様々なコンテンツの保護技術としても、ご利用いただけます。
■NSM Initiatives LLCについて
NSM Initiatives LLC(NSM)は、パナソニック、サムスン、ソニー、東芝の4社が開発したコンテンツ保護技術「SeeQVault」のライセンス提供会社として、2013年1月に米国で設立されました。
NSMは、4社の強みを活かし2011年より「SeeQVault」の開発に着手し、2013年2月よりライセンス提供を開始しています。
■TransferJetコンソーシアムについて
TransferJetコンソーシアムは2008年、TransferJet技術を適用した幅広いアプリケーションを開発するという共通の目標の下、国際的な企業が集まり設立されました。規格、コンプライアンステストプロセス、ツールの開発のほか、TransferJetの概念、技術、アプリケーション、サービスを促進するためのマーケティング活動に注力しています。またTransferJet規格はISO/IEC 17568にも登録されています。
TransferJetコンソーシアムではAdopter会員を随時募集しています。団体の活動や加盟方法など、さらに詳しい情報はホームページ( http://www.transferjet.org/ja )をご覧ください。
* TransferJetおよびTransferJetロゴは、TransferJetコンソーシアムがライセンスしている商標です。
* SeeQVaultおよびSeeQVaultロゴは、NSM Initiatives LLCの商標です。
プレスリリース情報提供元:@Press
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