アシスト、世界初のグリッドアーキテクチャを採用した新製品「Ericom Connect」の提供開始を発表~ 1台のコネクションブローカーで10万同時アクセスを実現、従来比100倍の性能向上を達成 ~

日時: 2015年05月27日 14:00

発表:株式会社アシスト

Ericom Connect アーキテクチャ

Ericom Connect アーキテクチャ【写真詳細】

 株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 辰男、略記:アシスト)は、国内で総販売代理店を務めるクライアント仮想化製品「Ericom PowerTerm WebConnect(PTWC)」(開発元:イスラエルEricom Software Ltd.、以下Ericom社)の後継製品となる新しいコネクションブローカー「Ericom Connect」の日本語対応版を8月3日付けで出荷開始することを発表します。

 「Ericom Connect」は、クライアント仮想化製品のコネクションブローカーとしては世界で初めて、セッション情報と構成情報を格納するデータベースとビジネスロジックのすべてをメモリ上に配置する、Ericom社独自の高速処理機構を備えたグリッドアーキテクチャを採用しています。Ericom社が3年かけて開発した新たなコネクションブローカーは、セッション情報と構成情報を外部データベースで管理する従来型製品と比べると、100倍(*)の性能向上を達成し、1台のサーバで10万のアクセス要求を同時処理することができます。また、複数の「Ericom Connect」サーバで1つのグリッドを構成することにより、さらなる処理性能向上、自動負荷分散、さらに冗長性の確保が可能です。
 *Ericom社調べ

 「Ericom Connect」により、以下のようなことが実現可能です。

・従来型クライアント仮想化ソリューションでは大規模な利用環境を実現する
 には、システムの大規模化/複雑化が課題でしたが、「Ericom Connect」で
 はスモールスタートが可能なことに加え、数万人規模に拡大してもシンプル
 なシステム構成と効率的な運用を実現します。

・グローバル企業においては、世界各国のデータセンターにホスティングした
 アプリケーションを1拠点から集中管理し、各拠点のユーザの利用状況やア
 プリケーションの使用状況を一元的に把握したり、各国に権限委任して分散
 管理するなど、柔軟な対応が可能です。

・クラウドやデータセンター事業者はマルチテナント対応したアプリケーショ
 ンホスティングのインフラ構築をシンプル、低コスト、短期間に実現できま
 す。また、Web管理コンソールから容易に管理が可能です。

 アシストでは日本語対応版となる「Ericom Connect v7.1」を8月3日より出荷開始します。また、8月に顧客企業向けに発表セミナーを開催し、「Ericom Connect」の詳細な機能説明を行います。
 
■「Ericom Connect」の主な機能について

今回リリースされるEricom Connect v7.1の主な機能は以下のとおりです。

1.Ericom独自のグリッドアーキテクチャ
 従来のコネクションブローカーとは一線を画する驚異的な処理性能と、ビル
 トインの自動負荷分散、制限のない拡張性によって、「Ericom Connect」
 サーバ1台で10万アクセス、配信リソースとして数千台のサーバをサポート
 します。加えて、地理的、物理的に分散したグリッドの全てのビジネスロ
 ジック、状態を一元的に把握できます。

2.Webベースの統合管理画面
 直感的に操作ができるWebベースの管理画面で、設定、管理、モニタリング
 を容易に行えます。

 ・導入設定、管理が容易
  導入設定時にはActive Directoryのユーザグループに対して、サーバリ
  ソース上の公開アプリケーションを自動的に紐付けるためすぐに利用開始
  できることに加え、ユーザ単位で特定アプリケーションのセッションレベ
  ルでコピー&ペーストを禁止するといった詳細なセキュリティ・ポリシー
  の設定が可能です。

 ・システム全体の把握とモニタリング
  ダッシュボードからシステムリソース、ユーザ、セッションの状況を俯瞰
  的に把握することができます。ユーザ行動の把握、システムの負荷とヘル
  スチェック、問題発生時にはアラートを通知します。また、管理画面から
  特定のユーザのセッションをシミュレーションし、設定後の確認や、問題
  発生時の迅速な解決を支援します。

 ・ビジネスインテリジェンス
  システムの利用データは一元的にSQL Serverに蓄積され、ビルトインレ
  ポートを使って、ビジネスやITに必要なビジネスインテリジェンスを提供
  します。

3.マルチデバイス対応
 Windows、Mac、Linux、タブレット、スマートフォン、Chromebook、シンク
 ライアント、その他様々なデバイスからWindowsデスクトップとアプリケー
 ションへのアクセスが可能になります。アクセス手段は、HTML5対応ブラウ
 ザからプラグインや設定無しで利用できるAccessPortal(AccessNowで接
 続)、PC用のAccessPad、タッチデバイス専用のAccessToGoがあります。

4.日本語を含む多言語対応
 管理コンソール、ユーザ画面、マニュアル類が全て日本語化されます。

5.マルチテナントサポートと管理者権限の委任(v7.2で実装予定)
 「Ericom Connect」サーバの高い性能と拡張性をマルチテナント向けに提供
 できるため、コンパクトでシンプルなシステム構成を維持しつつ大規模な
 サービス提供を可能にします。テナントや部署、システムごとに管理者が異
 なる場合には、管理者権限を委任して、実際のITガバナンスに応じた権限分
 掌の下に運用することが可能です。

<「Ericom Connect」関連セミナーについて>

来る7月8日に東京にて開催されるアシスト主催イベント「アシストフォーラム2015」のEricom社製品デモコーナーにて「Ericom Connect」のデモンストレーションを行います。また、8月には顧客企業向けの「Ericom Connect発表セミナー」を開催します。詳細が決まり次第、アシストのWebサイト上で告知予定です。

----------------------------------------------------------------------
■株式会社アシストについて
----------------------------------------------------------------------
代表取締役会長:ビル・トッテン/代表取締役社長:大塚 辰男
設立:1972年3月
社員数:870名(2015年4月現在)
本社:東京都千代田区九段北4-2-1
URL:http://www.ashisuto.co.jp/

アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。「パッケージ・インテグレーター」として複数のソフトウェアと支援サービスにアシストのノウハウを組み合わせ、企業の情報システムを情報活用、運用、データベースを中心に、近年ではクライアント仮想化やビジネスルール管理分野も拡充し支援しています。今年も“「お客様の最高」のために”というスローガンのもと、これらの分野にさらに注力し、顧客企業の立場に立った製品選定と独自の組み合わせによる製品/サービスの提供を一層強化し、活動していきます。

----------------------------------------------------------------------
■ニュースリリースに関するお問い合わせ
----------------------------------------------------------------------
株式会社アシスト 広報部 担当:田口
TEL:03-5276-5850 FAX:03-5276-5895
E-Mail:press@ashisuto.co.jp

----------------------------------------------------------------------
■「Ericom Connect」およびEricom社製品に関するお問い合わせ
----------------------------------------------------------------------
株式会社アシスト システムソフトウェア事業部 仮想化推進室 担当:青木
TEL:03-5276-3475 FAX:03-5276-5879
E-Mail:ssj_info@ashisuto.co.jp
「Ericom Connect」URL:
http://www.ashisuto.co.jp/product/category/virtualization/ericom/detail/lineup/connect.html
Ericom社製品URL:
http://www.ashisuto.co.jp/product/category/virtualization/ericom/

----------------------------------------------------------------------
※記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに記載された製品/サービスの内容、価格、仕様、お問い合わせなどは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

プレスリリース情報提供元:@Press

スポンサードリンク

株式会社アシストの記事

写真プレスリリース

その他の最新プレスリリース

SNSツール

  • hatena
  • facebook
  • twitter
  • google plus
  • rss