【 2015年仕事始め~社内のRAID/サーバ機は大丈夫? 年始の運用開始時に発生しやすいデータトラブルの原因とは 】

日時: 2015年01月05日 08:00

発表:OGID株式会社 日本データテクノロジー


年始の仕事初めの際、RAID/サーバ機はデータトラブルが発生し易い状態です。無人監視中の連休の間では日頃からメンテナンスを行っていても様々なトラブルが発生しがちです。日本データテクノロジーでは、年始のRAID/サーバ機運用開始で発生しやすいトラブルについて公開しています。

国内8年連続日本No.1のデータ復旧件数(※1)を誇る日本データテクノロジー
(OGID株式会社、代表取締役社長:熊谷 聖司)。
同社は最先端のデータ復旧技術と設備を保有し、累積復旧実績87,000件以上、RAIDサーバ復旧実績年間1,200件以上、2013年データ復旧率 95.1%(※2)という世界でも有数の高い復旧技術を保有する、データ復旧業界のリーディングカンパニーです。
また、日本データテクノロジーでは『1秒でも早く、1つでも多くのデータを最も安全に復旧します』を使命に掲げ、官公庁や上場企業様を中心にデータ復旧を行っています。

■1. 年始の仕事始めに多く見られるRAID/サーバ機のデータトラブルとは?

 例年、年始に当社にお問い合わせされるRAID/サーバ機のトラブルで一番多いのは「仕事初めでシャットダウンしていていたRAID/サーバ機を再起動させたところ、起動できない、起動はできるがデータアクセスが出来ない」という内容です。お問い合わせされる担当者様はなぜ正常に再起動が出来ないのか原因不明のまま当社にお問い合わせされます。
 何故、年始の仕事始めの際に原因不明のデータトラブルが発生するのかと言うと、構成されているいずれかのHDDに物理障害が発生していることが原因です。RAID/サーバ機は365日稼働させることが前提で設計される為、年末にシャットダウンをしたことによりHDDに物理的な負荷が掛かりシステム全体に影響を及ぼしている状態です。
 中でも多いのが、再起動によって磁気ヘッドが物理的に弱まってしまい正常にリードライトが出来ていない状態のまま、システムが正常に起動しない為に再起動を繰り返してしまい、RAID/サーバ機の障害を更に拗らせている状態です。
 システムの異常に気づいた段階で再起動を繰り返すのではなく、シャットダウンをした状態で日本データテクノロジーまでお問い合わせください。

■2. 2015年にかけて全国で発生した停電による影響とは?
 
 また、この年始にかけての大型連休中は、埼玉・栃木や日本海側から四国まで全国各地で雪による大規模な停電が発生しました。停電は連休中でも稼働しているRAID/サーバ機が、再起動が出来ない、データアクセスができないといったトラブルを発生させます。
 年始にかけて連休中に大規模な停電が発生したことで、稼働中のプログラムは強制的に停止され、正常に動作できない状態になっています。また、停電直後は問題なく運用出来ていても構成している1台のHDDに問題が発生していることで時間をあけてデータトラブルが発生する事例は少なくありません。
 仕事納めの際に機器のシャットダウンをしてコンセントを抜いた状態であればトラブルを未然に防ぐことも可能ですが、全システムを止めることは現実的ではない為、UPS(無停電電源装置)を利用し、一時的な停電対策を行う事が推奨されています。インフラの整った日本では、電力供給は問題で無い為、UPS整備は後回しになりがちですが、突如発生する停電等のイレギュラーへ対応するためにも必ず設置するようにしてください。しかし、UPSも万能とは言えず、停電発生時に無瞬断にて電源供給するもの、電源トラブルの際バッテリー出力への切替時に、1msec 程度の瞬低が発生するもの、内部消費電力が高いものなど様々であり、停電後の運用を継続させるものではなく一時的な対応でしかありません。
 HDDは近年、電源断などによる衝撃は許容されるよう改良されていますが、停電後すぐにトラブルが発生していなかったとしても、複数台のHDDで構成されたRAID/サーバ機内のうちどれか1台にでも物理的な障害が発生している可能性は高くなります。RAID/サーバ機器の稼働時はHDD内の磁気ヘッドがプラッタ上にあるため、HDD内の空気膜は停電によってさらに強くなる上に、スクィーズ力となる減衰力が発生することで、ヘッドとプラッタの最小隙間の低下が大きくなくなる為、プラッタに傷をつけることが考えられます。スピンドルモーターは流体軸の耐衝撃性能が優れているため、非動作時の耐衝撃性は向上されていますが、HDDの元々の機構的には停電による電源断で発生する回転方向の振動や衝撃に対しては、サーボ系で保持するしかない為、電源断による障害は非常に発生しやすいものとなります。
 建物内で予期せぬ停電が発生していた場合、仕事始めの際は運用中であったRAID/サーバ機の点検を必ず行うようにしてください。機器の異常を発見した場合は、リビルドなどで自己復旧するのではなく、まずはプロにご相談ください。日頃のメンテナンスを怠らずにいたとしても、停電によるデータトラブルは免れません。

■3. 年始のRAID/サーバトラブルにも迅速な対応が可能

 年始の仕事初めでRAID/サーバ機にトラブルが発生することは非常に多い事から、当社では、官公庁・上場企業様を始めとした全国の企業様が仕事始めとなる本日の早朝よりRAID/サーバのデータ復旧に関する専門技術員とアドバイザー全てを配置し、万全な態勢を整えております。また、緊急のデータトラブルに備え本年も「出張」によるRAID/サーバ機の診断も行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

 年始の仕事初めから通常稼働をする為にもRAID/サーバ機の異常を発見した段階で自己復旧を試みて何らかの操作をしたり、身近な復旧ツールを用いたりせず、すぐにシャットダウンをして、日本データテクノロジーまでお問い合わせください。当社では年始の仕事始めに発生しやすいデータトラブルに備えて万全な態勢を整えておりますのでご安心ください。


 また、日本データテクノロジーのTOPエンジニアがRAIDトラブル時の対処法や過去の復旧事例を公開しておりますので、こちらもご活用ください。
 
 【データ復旧のプロ直伝。RAIDトラブル時の対処法】

  http://earth0614.seesaa.net/

 【RAID復旧事例ブログ】

  http://ameblo.jp/mercury0614/

 日本データテクノロジーは皆様の御支持により、データ復旧業界において8年連続でご依頼件数国内1位の実績を残しております。データの重要性がますます高まる昨今、データ復旧サービスは欠かせないものとなって参りました。
 今後も技術の向上に邁進し、データ復旧をご利用頂く全てのお客様に御満足頂けるよう成長し続けていくことをお約束します。

■4. 日本データテクノロジー(サービスサイト)

  http://www.ino-inc.com

  http://www.ino-inc.com/s 【スマートフォン専用ホームページ】

■5. 【日本データテクノロジーについて】

OGID株式会社が運営するデータ復旧サービスの名称。
2006年~2013年 8年連続復旧実績No.1(第三者調査機関調べ)
平成11年6月14日に設立。
その後、高度な復旧技術とスピード、丁寧な対応で年々業績を伸ばす。
現状で満足することなく、1人でも多くのお客様の、1つでも多くのデータを、
1秒でも早く最も安全に復旧する為、日本データテクノロジーは復旧率と復旧スピードにこだわり続けます。

■6. お取引実績につきまして、掲載の許可を頂いたお客様に関しては、コチラに掲載させて頂いております。

 http://ino-inc.com/voice/voice.html
 ※1 第三者機関調べ
 ※2 データご納品件数/データ復旧ご依頼件数 2014年1月現在 当社調べ


【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:OGID株式会社 日本データテクノロジー
担当者名:松田 あやめ
TEL:03-6264-1503
Email:mteam@ino-inc.com

プレスリリース情報提供元:ValuePress!

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