ネットワークアタッチトストレージ(NAS)の市場規模、2026年に583億米ドル到達予測

日時: 2021年06月22日 18:00

発表:株式会社グローバルインフォメーション

ネットワークアタッチトストレージ(NAS)の市場規模、2026年に583億米ドル到達予測

ネットワークアタッチトストレージ(NAS)の市場規模、2026年に583億米ドル到達予測【写真詳細】


株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「ネットワークアタッチトストレージ(NAS)の世界市場:ソリューション、展開タイプ、設計、ストレージソリューション、業界、地域別 - 業界分析および予測(2020年~2026年)」(KBV Research)の販売を6月21日より開始いたしました。

ネットワークアタッチトストレージ(NAS)の市場規模は、2020年~2026年にCAGR16.7%で成長し、2026年には583億米ドルに達すると予測されています。一元化されたディスク容量からデータを取り出して保存するための装置を、ネットワークアタッチトストレージといいます。このデバイスは、LANへの接続が容易で、データを安全かつ確実に保存したりアクセスしたりするなど、異種のユーザーが利用することができます。これらのデバイスを制御するためには、ブラウザベースのユーティリティーが使用されるため、そのアーキテクチャにはディスプレイやキーボードが含まれていません。NASデバイスは、その性質上、非常に適応性が高く、追加のストレージが必要な場合にはスケールアップすることができます。また、迅速かつユーザーフレンドリー、低コストで大容量を持ちます。NAS技術は、特に発展途上国の中小企業で採用されています。

企業環境におけるNASシステムの導入が増加しており、ベンダーは、NAS採用を考える企業向けに、カスタマイズされたNASソリューションの開発を進めています。オンプレミスのNASとクラウドストレージの組み合わせは、NAS内のデータ管理と、クラウドでのデータ保存やアーカイブに有効であり、今後普及することが予想されます。多くのベンダーは、既存のNASシステムに、Amazon S3など有名なクラウドストレージサービスを組み合わせて、ストレージのプロビジョニングに取り組んでいます。

デジタル化に向けた政府のイニシアチブの増加や、より低い帯域幅を消費するNASデバイス強化のための研究開発活動の増加は、NAS市場に成長の機会を提供します。NASデバイス導入の増加は、ネットワーク上でコンテンツを管理、保存、アクセスするソリューションを求める、中小企業や大企業の需要に起因しています。


デプロイメントタイプ別見通し

市場はデプロイメントタイプ別に、オンプレミスとクラウド・ハイブリッドに分けられます。オンプレミス型ソリューションを導入している企業は、ICTインフラに多額の投資を行っています。一方で、コスト効率よくビジネスのオペレーションを管理するために、企業はオンプレミス型からクラウド型ソリューションへと移行しています。

ソリューション別見通し

市場はソリューション別に、ハードウェアとソフトウェアに分けられます。2019年は、ハードウェア部門が圧倒的シェアを獲得しました。また、ソフトウェア部門は、2020年~2026年の間、CAGR 18.9%で成長すると予測されています。

ストレージソリューション別見通し
市場はストレージソリューション別に、スケールアップNASとスケールアウトNASに分けられます。スケールアウト部門は、今後数年間、大きく発展すると予想されています。スケールアウトNASは、パフォーマンスの向上や無停止運用を可能にし、効率性と俊敏性の向上を提供します。


【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/kbv988561-global-network-attached-storage-market-by.html

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【本件に関するお問合せは下記まで】
販売代理店 株式会社グローバルインフォメーション
TEL:044-952-0102
E-mail:dbm@gii.co.jp
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神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F

 

プレスリリース情報提供元:ValuePress!

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