グリーとBIGLOBEがモバイルゲームおよび高速モバイル通信サービスの品質向上に向けて共同で技術検証を実施~BMP技術を活用したネットワーク管理の高度化を確認~
BIGLOBEプレスルーム
http://www.biglobe.co.jp/pressroom/release/2014/08/140811-a
グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 良和、以下 グリー)とビッグローブ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:古関 義幸、以下 BIGLOBE)は、ゲームサービスおよび高速モバイル通信サービスの品質向上を目指し、共同で技術検証を実施いたしました。
モバイルゲームにおけるデータ通信の遅延はユーザーに対してストレスを与え、ゲームのエンターテインメント性を損ないます。そのため、ゲームデベロッパーにとっては死活問題であり、モバイルゲームの高品質な運用をするうえで大きな課題となっています。こうした課題は、モバイルゲーム事業者だけでは解決が難しく、ゲームとユーザーをつなぐ役割を担うインターネットプロバイダとの連携が不可欠です。今回、モバイルゲームなどを提供するグリーと高速モバイル通信サービスなどを提供するBIGLOBEが連携し、ネットワーク接続状態の詳細をリアルタイムに把握可能になるBMP技術(注1)により、ネットワークの管理を高度化できることを確認いたしました。
今回の技術検証の概要は以下の通りです。
1.グリー、BIGLOBE間において、ネットワーク接続の管理が高度化できることを確認
現在標準化が進められているBMP技術により、両社間のネットワーク接続管理の高度化が可能か、複数の装置を用いて検証しました。このたびの検証では、両社間のネットワークに異常が発生した場合には、故障原因を速やかに特定し、早期に復旧することができました。これにより、BMP技術が高品質なゲーム運用を支える有力な技術であることが確認されました。なお、ネットワークの異常を早期に復旧することで、ゲームユーザーは、「ゲームの操作が重い」、「操作のタイミングが合っていない」といったストレスなく、快適にモバイルゲームを楽しむことが可能になります。
2.検証結果を広く開示し、BMP技術の標準化や発展に貢献
このたびの検証の結果をもとに、BMP技術の標準化および実装に不足している部分、今後開発されるソフトウエアに必要な技術要件などを広く開示し、本技術の標準化活動や、関連ソフトウエアの開発に貢献します。検証内容や結果の詳細は、JANOG34ミーティング(注2)にて発表したほか、検証に参加したエンジニアによる寄稿を両社の「テックブログ」(注3)にそれぞれ掲載しています。
なお、両社では次世代を担うリーダーを育成する取り組みにも注力しており、このたびの技術検証は、20代の若手エンジニアを中心に推進しました。
今後もグリーおよびBIGLOBEでは、モバイルゲームやインターネットサービスのさらなる発展、利用者の利便性向上に向け、技術検証をはじめとする様々な取り組みを行っていきます。
以上
(注1)BGP Monitoring Protocol: http://tools.ietf.org/html/draft-ietf-grow-bmp
(注2)JANOG34 Meeting: http://www.janog.gr.jp/meeting/janog34/
(注3)GREE Engineers' Blog: http://labs.gree.jp/
BIGLOBE エンジニアブログ: http://engineer.biglobe.ne.jp/
※ 記載されている会社名および商品名は各社の登録商標または商標です。
プレスリリース情報提供元:@Press
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