MapMotion、次世代「位置情報」プラットフォーム『Geocore』を発表

日時: 2012年09月07日 09:00

発表:MapMotion株式会社

MapMotion、次世代「位置情報」プラットフォーム『Geocore』を発表

MapMotion、次世代「位置情報」プラットフォーム『Geocore』を発表【写真詳細】

MapMotion、次世代「位置情報」プラットフォーム『Geocore』を発表


位置情報の付加、プッシュ通知とゲーミフィケーションが簡単に。新規モバイルサービス、O2O、マーケティングキャンペーンに利用。

日本におけるモバイル向け位置情報サービスをリードするMapMotionは、スマートフォンアプリケーションやモバイルウェブサービスに、「位置情報」機能をプラットフォーム上で簡単に組み込むことを可能にする『Geocore(ジオコア)』を2012年9月7日発表します。 『Geocore』を利用すれば、店舗情報、GPSデータ、ユーザデータ、プッシュ通知、ゲーム要素やSNS連携などの管理が容易に行えます。

■位置情報サービス機能を一元管理
『Geocore』プラットフォームは、スマートフォンSDK(ソフトウェア開発キット)、CMS(コンテンツ管理システム)とクラウド型サーバソリューションから構成されます。開発者、企業、マーケティング担当者は、位置情報データベースの作成、エンドユーザ情報の管理、GPSデータの取得、複雑なサーバーシステムのホスティングなどの心配は不用です。更に、消費者向けサービス、マーケティングキャンペーン、企業アプリケーションに簡単にジオロケーション(位置情報管理)レイヤーを追加でき、各データとアクションを一元管理することで、本体の業務に集中することができます。

■位置情報サービスを展開する上での課題
世界中で、スマートフォンの急速な浸透に伴い、消費者は自分の個人情報やSNS上の膨大な情報を管理するために、ますますスマートフォンアプリケーションを利用するようになってきました。現在ほとんどのスマートフォンにGPS機能が搭載され、位置情報は、消費者が自分の周りから適切に情報を入手し、フィルタリングするための重要な手段になっています。一方で、アプリを提供したい企業にとって、魅力的なアプリ体験に加えて、位置情報の管理、GPSデータの取得、バッテリーの節約、会員データベース、堅固なセキュリティをひとつにまとめて提供するのはコスト、リソースの両面で大変でした。

また、スマートフォンでは一般的な機能であるプッシュ通知も、GPSとの組み合わせにより、ユーザがあるエリアに入るとそのエリアをターゲットとするメッセージを送信するといった使い方が可能になります。しかし、こうした位置情報利用の通知サービスはアプリ提供企業にとって、GPSシグナルの収集やプッシュ機能のコントロールといった新たな負担をもたらします。このように、位置情報を扱うアプリケーションの開発、配布、管理には多くの負担や工数が伴います。

■『Geocore』で解決
MapMotionの『Geocore』プラットフォームは、開発者、サービス提供会社と管理者の問題を解決します。SDKを使えば必要な位置関連機能をすばやくアプリケーションに組み込むことができ、MapMotionのクラウド型インフラストラクチャを介して簡単に利用できます。MapMotionの開発チームに依頼すれば高機能なアプリをより短期間、よりローコストで提供することができます。

■位置情報を管理するための機能
・空間検索のための位置データベースの作成とホスティング
・チェクイン管理、GPSトラッキング機能、スポットや店舗の検索
・時間や場所を限定するプッシュ通知マネジャー
・イベント開催場所に関連するバッジ、アイテム、クーポンを作成することができるゲーミフィケーション・エンジン
・ランキング機能とカスタマイズ可能なポイントシステム
・位置情報のデータ管理、チェックイン情報、バッジやクーポン管理、およびアプリエンゲージメントの解析データを管理するCMSとダッシュボード

■今後の展開
MapMotionは、『Geocore』をまず日本とアジアパシフィック市場に投入してまいります。

現在、Geocoreを利用する旅行業界、不動産業界向けの複数のアプリ開発案件が進行中です。さらに、年度末までにリテール業界などへの拡大を目指してまいります。また、SDKは9月に限定パートナーに配布を開始、10月に正式にリリース致します。年内までに、第1回の開発者むけMapMotion Hackathonを開催する予定です。

位置情報を利用した新しいサービス、マーケティングキャンペーン、ゲームなどを促進し、次世代の位置情報サービスをリードする意気込みで活動していく所存です。



【資料】
『Geocore』プラットフォームは、位置情報管理ツール、プッシュ通知マネジャー、およびゲーミフィケーション・エンジンの堅固なソフトウェアから構成されます。Geocoreはクラウドベースで提供され、コンテンツ管理システムを介してアクセスされます。さまざまな位置情報解析データやアプリエンゲージメント情報はダッシュボード経由で表示されます。

■クラウド型ソリューション
すべての地理的な位置情報とユーザ情報は、GPSデータ処理に最適化されたリレーショナル・データベースでホスティングされます。セールの開催場所、人気の旅行/観光スポット、チェックインデータ、ユーザ生成の位置情報や評価、GPSトラッキングデータ、ジオフェンスといったデータはすべてクラウド型サーバで管理されます。このソリューションはAmazon Web Servicesを利用し、きわめてスケーラブルで多地域に対応するクラウドベースで提供されます。

■位置情報管理機能
iOS版とAndroid版のGeocoreモバイルSDKは本日より提供開始します。SDKには開発者向けの包括的な位置情報管理機能やAPIが含まれます。チェックイン管理、アプリケーション内のGPSトラッキング機能、近くにある施設・イベント開催場所や最寄り駅のルックアップ、エリア検索などが可能です。ユーザが特定の場所や施設に関する情報や評価を投稿することもできます。 また、位置のデータセットはクライアントとサーバの間で簡単に同期できます。

■プッシュ通知機能
Geocoreのプッシュ機能は、MapMotionが管理するサーバと管理者用のプッシュ通知作成ツールから構成されます。開発者やサービス提供会社は、管理画面から簡単にプッシュ通知の編集やスケジューリングができ、ユーザセグメントやジオフェンス(地図上の特定ゾーン)を設定して通知をしたり、ジオフェンス領域内に入るユーザにメッセージを送信することができます。このインフラストラクチャを使えば、iOSおよびAndroid OS端末向けにさまざまな通知を管理し大量に配信することが可能です。

■ゲーミフィケーション・エンジン
増え続けるスマートフォンアプリケーションの中で、どうやってエンドユーザを引きつけるかはモバイルアプリケーションを設計する際の重要な指針です。開発者やサービス会社は、Geocoreゲーミフィケーションを利用して顧客のリアクションに対応するリワードを用意することができ、よりアクティブなユーザベースを手に入れることができます。顧客を積極的にお店に呼び込む、リピーターを増やすといったの現実世界でのゲーミフィケーション、こうした位置情報をベースとしたゲーム要素と集客効果はGeocoreの重要な一側面で、O2O (オンライン to オフライン)の集客戦略にも役立ちます。アプリ提供企業は、開催場所に関連づけられたバッジ、アイテム、クーポンを作成し、チェックインキャンペーン、スタンプラリー、カスタマー・ロイヤリティ・プログラム等を簡単に実施することができます。また、ランキング機能とカスタマイズ可能なポイントシステムも利用可能です。パラメータ設定はCMSインタフェースを介して簡単に行えます。

■CMSの管理画面とダッシュボード
Geocore CMS(コンテンツ管理システム)を使ってすべての位置情報のデータを管理することができます。開催場所データのアップロード、チェックインパラメータの作成、バッジやクーポンが有効かどうかなどの管理を行うことができます。チェックイン、バッジの配置、アプリのエンゲージメント解析などはダッシュボードで表示されます。解析データはエクスポート可能で、さらなるサービス改善に役立てることができます。

■カスタム開発
MapMotionは位置情報サービスの専門家として、Geocore SDKの提供を通じ、開発企業がGPSやプッシュ通知を利用するiOSおよびAndroidスマートフォンアプリケーションを短期間で開発できるようお手伝いいたします。また、MapMotionはソフトウェア開発、自社での企画立案やUIデザインの経験が豊富にあり、アプリ開発の受託にも対応可能です。オフラインでも利用できるアプリ側のデータベースと地図ビューアエンジンの技術を持っており、Geocoreがプラグインの組み込みも簡単にできるようデザインされているため追加機能のご相談にも柔軟にお応えいたします。

http://www.mapmotion.jp/


【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:MapMotion株式会社
TEL:03-5411-0778
Email:pr@mapmotion.jp

プレスリリース情報提供元:ValuePress!

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