タブレット需要が鈍化、購入者の約4割は買い替え・買い増し=GfK Japan調査
リテール市場のタブレット端末 の販売数量推移を示す図(GfK Japanの発表資料より)【写真詳細】
ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(GfK Japan)が23日発表した「タブレット端末使用の実態調査」によると、タブレット端末の2013年下半期の販売台数が上半期を下回った。前の半期を下回るのは2011年以来初めて。
同調査は、直販を除く個人向け市場でのタブレット端末の販売台数を集計したもの。前年同期比では、2013年第3四半期(7~9月)は50%増だったが、第4四半期(10~12月)には14%増に留まり、成長が鈍化した。さらに、2014年第1四半期(1~3月)は前年並みの水準に留まった。
また、初回購入者は減る傾向にあり、過去3か月以内の購入者は、41%が買い替え、買い増しによるものとなっている。初回購入者の割合は59%と、調査開始以来最も少なくなった。
タブレットを購入したことがない人からの回答では、「興味がない」という回答が6割となった。理由としては、「パソコンやスマートフォンで事足りる」「通信費が高い」「具体的な使用用途のイメージが湧かない」という回答が多かったという。
同社では、「タブレット端末は一度使用すると利便性が認識され、積極的な買い替えや買い増しが行われていることから、使用経験がない消費者に対しては、具体的な使用用途のイメージや利便性を訴求することがより重要」と分析している。
調査は、18~69歳の男女に対してプレ調査(18,000サンプル)と本調査(1,400サンプル)の2段階で行われた。(松本茂樹)
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