ソニー、ヘッドマウントディスプレイの新機種を発売 バッテリーを搭載
ヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T3W」(画像:ソニー)【写真詳細】
ソニーは3日、バッテリーを新たに搭載し、スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器と接続して、場所を問わず、インターネット動画などのコンテンツも映画館クラスの迫力ある仮想ワイドスクリーン(750型相当)で楽しめるヘッドマウントディスプレイ2機種「HMZ-T3W」「HMZ-T3」を発売すると発表した。発売日は11月中旬で、価格はオープンだが、市場推定価格は「HMZ-T3W」が10万円前後で「HMZ-T3」が8万円前後。
今回、上位機種の「HMZ-T3W」では、WirelessHD搭載により、バッテリーユニットとプロセッサーユニットとのワイヤレス接続を実現し、従来のヘッドマウントユニットとプロセッサーユニット間のケーブルが不要になった。ブルーレイディスクプレーヤーやPlayStation 3などを使用する場合も、ケーブルの長さにとらわれることなく部屋の好きな場所でより快適に楽しむことができる。
また、新製品は、映像・音響技術を進化させることで映画やゲームへの圧倒的な没入感をさらに追求した。映像技術においては、新規開発のLSIにより解像感と階調の表現力を向上させるとともに、画像処理で生じる映像遅延も短縮した。さらに、新設計の広視野角レンズにより、装着位置がずれた時の映像のぼやけを軽減している。音響技術では、ソニー独自の信号処理技術「7.1chVPT(Virtualphones Technology)」を採用し、より臨場感あふれるサラウンドの音場を再現した。
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