LGエレ、シンガポール空港に47型サイネージ×64台の「ソーシャルツリー」を設置
■47インチのデジタルサイネージ64台を連結させたインタラクティブメディア‘ソーシャルツリー(Social Tree)’
■空港利用客が撮影した写真や映像をリアルタイムで映し出す
LGエレクトロニクス(代表 具本俊:ク・ボンジュン www.lge.co.kr )が、シンガポールのチャンギ空港第1ターミナルにメディアオブジェ「ソーシャルツリー(Social Tree)」を設置した。
木を模ったオブジェ「ソーシャルツリー」は、「疎通」をコンセプトとしたインタラクティブメディア。高さ8.7メートル、幅11.1メートルで、47型IPS(In-Plane Switching)のデジタルサイネージ(モデル:47WV30)64台を連結させてできている。その巨大スクリーンには、シンガポールの美しさを表現した映像が映し出される。
空港利用客は、付近に設置された8台のキオスク(Kiosk:無人情報端末機)で写真や映像を撮影し、ソーシャルツリーへ送信することができる。また、送信した写真をソーシャルツリーが映し出すシンガポールの森と海、都市の映像と合成させ、独自のシーンを演出することができる。キオスクで撮影した写真や映像は、自身のFacebookやEメールで共有することも可能だ。
また、ソーシャルツリーに映し出された写真とビデオはサーバーに保管され、次回訪問時にも開いて見ることができるという、タイムカプセルのような役目も果たしてくれる。
ソーシャルツリーは空港利用客にシンガポールの特別な思い出をプレゼントしようと、チャンギ空港が3年間かけて準備してきたプロジェクトだ。同空港は、年間5千万人以上の利用客数を誇るアジア代表のハブ空港で、充実した施設とサービスを備えた世界最高の空港の一つに挙げられている。
LGエレクトロニクスIT事業部長クォン・イルグン専務は、「ソーシャルツリーはアジア代表のハブ空港であるチャンギ空港の新しい名物となるだろう。今後IPSデジタルサイネージを掲げて世界各地にランドマークを作っていくつもりだ」と伝えた。
同社はソリューション開発会社(elTOV:エルトブ 韓国)、デザイン会社(ミニデザイン 韓国)らと提携し、今回のプロジェクトを主導した。
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