ヤフー、スマホ向け電子クーポン・チケット販売サービスを開始
ヤフーは12日、スマートフォン向け電子クーポン・チケット販売サービス「PassMarket(パスマーケット)」の提供を開始した。
「PassMarket」とは、イベント告知ページの作成、集客、電子チケットの販売、参加者管理などが簡単にできるソーシャルチケッチングプラットフォーム。数人から数万人規模のチケット売買(無料イベント含む)に対応し、主催者側・参加者側がともにスマートフォンを使うことによって、「より簡単に」「より効率よく」「より安全に」チケット売買ができるようになった。
さらに、クーポンや整理券としての利用や、電子引換券として現地引き換え可能商品の前売り販売など、イベントチケット以外でも「“モノ・コト”を電子チケット化」して販売・配布することが可能。
イベント参加者が同サービスを利用するには「Yahoo! JAPAN ID(無料)」の登録が必要となる。決済は、クレジットカード決済(都度入力)のほか「Yahoo!ウォレット」にも対応している。チケット発行手数料などの購入に関わる手数料はかからない。チケットはQRコードやiOS6より利用できるPassbookに対応しているほか、PDFファイルにも対応しており、印刷して利用することが可能。
主催者側にとっては低い導入コストが魅力。手数料はチケット1枚あたり約5%で、初期契約費用、イベント登録費用などは一切かからない。無料チケットの場合は約5%の手数料も不要となる。
また、Facebook、Twitter、カカオトークなどの連携機能を有しているため、主催者側で告知ページを準備すればソーシャルメディアを活用することで幅広く告知することが可能。
さらに、iOS/Androidに対応した参加者受け付け専用のアプリ(無料)を用意した。これにより、専用端末を用意することなく、リアルタイムで販売状況の確認から参加者受け付けまでスマートフォンやタブレット端末で行うことができる。また、「受け付けのみ」などに機能を限定したアシスタントモードや、オフラインでも利用できるオフライン受け付けモードも提供。状況に応じた受け付け対応が可能となっている。そのほか、ユーザー単位での購入枚数制限機能や受け付け管理機能など、チケットの再販を防ぐ機能を搭載している。
なお、「PassMarket」は、ソフトバンクグループが従業員のアイデアを広く募集して事業化を行う新規事業提案制度「ソフトバンクイノベンチャー」により事業化された第三弾目のサービスとなる。
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